午前中、病院待合室。
待合室は5、6名、年の頃で中高年層、男性患者が診察開始を待つ。看護師が仕込みで忙しい。
全体的に、明るいか暗いかでいうと、殺伐。
な中、見た感じ70歳overのバアチャンがエントリーして格の違いを見せた。
「今日は採血はしないからぁ」(朝食を食べてきてしまったらしい)と看護士に仕切りを入れてみたりする。
「あの薬飲むと胃が痛むから止めたのよぉ」と主治医の処方にツバをはく。(出されたのは糖尿病方面らしく、過去に胃痛を申し出た患者さんは皆無だとか)
挙げ句の果てには「薬局でもらった薬が2個足りなかった」らしい。よく数えたもんだ、と感心。
自分を理解してくれるヒトを捜す。見つけたら自分のことを話す。関係無いことまで押し込んで判らせる。
このバイタリティは見習いたい。
でも声のでかさは見習いたくない。