よく語られる割に漠然でスルーされることが多い。
明確なソレがヒトの口から語られるのは聞いたことがない。
コンセプトとかいう借り物の言葉にすり替わってくのかもしれない。
薄くて軽くて速くて資本が主義な頃合には必要でない考え方かもしれない。
そんな風にして消えてゆく言葉なのかもしれない。

2007を締めくくる“今年の漢字”は公募の結果『偽』だそうだ。
『偽』の素地、社会的メカニズムを造った一人としての反省と自覚を持ったのはどれだけいるのか。
他人を責める気持ちだけでは共同体は立ち行かない。

いま一度、思考の出力先を自分の側に引き寄せたいカンジ。

結局ダジャレかよっ。