“あっ。 あした着てくものがない”
気がついたのが、25時頃ベッドに潜り込んでから。
東京でも初雪降ったとかで今週は気温がグッと下がったし、
夜中の洗濯機はチト騒音だし、そもそもボチボチ眠い。
でも何故かエイヤで温かいベッドを這い出して、極寒の地、キッチンへ。
溜まりにたまった汚れ物をかき分けて、使えそうなシャツを2枚ばかし
洗濯機に放り込んだ。
待つこと30分。
その間眺めるテレビは、どの民放もモレなく最低品質。
ザッピングももう何周目だ?ってころにやっと洗濯機がビービー鳴る。
脱水が終わったばかりの濡れたシャツを取り出す。
冷たい。つめたい。
それにアイロンを押しつけると“ジュッ”って音と、モワッって蒸気。
“乾いた布とは違ってそもそもシワがないからこのやり方はイイかも、冬以外はね”
と独り想いつつ手を動かす。
半スケだったシャツがしっかりした白に戻っていくのは少し愉しい。
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