無料ブログサービスを利用していたのだけど、このたび思い切ってレンタルサーバーへ移設しましたよ、という話。

ブログを無事に移設したついでに、移設のきっかけや経緯なんかについてのメモを残す。

今の無料ブログサービスからの移設を検討しているヒトはどれくらいいるだろう?
容量の限界なんかは、不満の原因になるかもしれない。投稿やアップロードのときの操作感が悪い(重い)なんていうのもありえる。サービス提供元の名前が入った借り物のURIを使っていることについて、なんだか口惜しい気持ちになってしまうこともあるかもしれない。サービスの休止や停止について危惧をもつ心配性のヒトだっているかもしれない。自分が設置していない広告がチラつくことにカチンときちゃう繊細なヒトも間違ってないとおもう。

今回なんで このブログ『MubzLive』 の移設を実行したかというと、

「どーせいつかやるだろうから」ってところ。あと、「やった事無いことをやってみるのは楽しいに決まってる」ってこと。重要度の高い理由はあまりない。

んで、いろいろ手配しつつ感じたこと。
サービス提供者による説明は、あるにはあるんだけど、“解りにくい”。
サービスの利用に興味を持った初心者」の目線をあまり配慮していない感じを受けた。
追い討ちってわけでもないのだけれど、肝心のサービス開始以降の説明も難しい言葉のテクニカルな内容ばかりだったもんで、個人的には「いやいやいやいや。こっちはシロートだか、全体像とかフレームみたいな部分も教えてよ」って印象受けた。
だもんで、別に頼まれもしないのにメモを残しておきたい。
(くれぐれも『ユルいメモ』なので、内容についてあてにはしないことをおススメする。)

それでは、早速。

1.サーバ&ドメインの契約

いくつかのレンタルサーバ・サービスを物色する。
物色していると口コミなんかも目にとまる。『アクセス集中で重くなる』という評価がほとんどどのサービスでも聞こえてくる。あと、“サポートがなっとらん。けしからん”という声も多い。

『アクセス集中で重くなる』というのは、おそらくドトールが混んでいてルノアールが空いているのと同じなんじゃないかな。低価格とアクセス過多が(その他の条件が同じであれば)ある程度比例するのじゃないだろうか。(憶測)

アクセスする時間帯なんかの生活のリズムが影響要因によって体感速度についての評価はマチマチになるハズ。だし、個人的にはさほど気にならないポイントだったから、価格をお財布に相談して選んでみた。

どーしても心配な人は、短い期間で契約するとか、自宅サーバを用意するとかを検討するといい。

で、参考までに、結局どういう選択をしたかというと。
 ・新しいレンタルサーバは¥20,000/年くらい
 ・新しいドメインが¥3,000/年くらい

手続き的には、レンタルサーバーは、申込みしてカード決済したのとほぼ同時に利用可能。
ドメイン取得の方もカード決済なら登録自体は即時完了。ただし『ドメイン名の浸透に1~2日』とサービスの説明では唄っている。だけど、実際は2、3時間でドメイン名でアクセスできるようになった。

2.レンタルサーバの設定

早速、レンタルサーバの設定にはいる。
レンタルサーバの各種設定は、提供される管理画面から行うことができる。
というか、提供される管理画面からやれることしかやれないし、今回の目的(ブログ移設)を実現するためにはそれで十分。

 (1)ブログ用にサブドメインを追加する。
 (2)ブログ用にDBを用意する
 (3)ブログ用に幾つかのメールアカウントを用意する

だけ。
直感的とは口が裂けても云えない(大袈裟)けど、落ち着いてマニュアルに従えば普通にクリアできると思う。

3.ブログシステムのDL

ユーザ数の多さ、フォーラムとか、困ったときの情報量の多さから考えると、
ライセンス無料の個人向けブログシステムについては、2種類くらいしか念頭にはない。
 ・wordpress
 ・sixapart mobvable type
「コレ」と目星をつけていた方のwordpressについて、幾つかのバージョンをDL。

既にブログを運営しているヒトについては、目星のつけかたは、
 ・『従来ブログの情報をエクスポートしたいか』
 ・『エクスポートしたい場合には、対応しているブログシステムはどれか』
なんかで良いんじゃないかな。

4.ブログシステムのインストール

DLしたシステムをレンタルサーバにFTPでUP。
FTPのソフトは、vectorとかで適当に見繕うこと。

UPした先のURIにブラウザでアクセスするとブログシステムのインストール開始。簡易なインストーラが促す通り数ステップの手続きを進めるとインストールは完了。

セキュリティの問題もあるので、FTPしたディレクトリのパーミッションを元の権限設定に戻すのもお忘れなく。

インストールに失敗したなんてことで、システムを何度かインストールし直す場合は、インストール毎にDBを構築し直す必要があるみたい。

5.ゴール

早速、ブラウザ経由でシステムにログインするといよいよ(普通に)ブログ管理画面。
投稿権限の設定とか、メールによる投稿受付とか、テンプレート設定とか、色々と目新しい機能や、おなじみの機能があるので、眺め回す。

ブログのタイトルや、説明文、プロフィールなんかのおなじみなとこをサクサクと埋めてみよう。ためしに初のエントリーを投稿してみたっていい。そして、ブログ専用サブドメイン(URI)をブラウザで閲覧して、悦に入るもよし。

6.インポート
一般的かどうか解らないけど、wordpressの場合にはインポートも管理画面から出来ちゃうみたいなので、
必要な場合には、ブログ管理画面を経由して、いままで運営していたブログのエントリーを手順に沿って
インポート。
この作業が無事に完了したら、一旦ゴール。

あとは、遊びのつもりで、

7.RSS、PIN、アクセス解析タグ、アフィリエイト設定

8.従来ブログの最新エントリーに「移設のお知らせ」

9.画面テンプレートのデザイン

10.Google Analytics(アクセス解析サービス)

なんかを、必要に応じて進めるといい。

とかなんとかやってるうちに “アッ” という間に朝がきて、翌日10時からの歯医者の予約はキャンセルする羽目になる。
要注意。はい。

参考
wordpress Japan
SixApart
FC2
vector
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