喉に近い口の奥の方って、大概みんなオエッってなるじゃない。
mubzさんは人一倍オエッってなりやすい。
歯医者通いも、はや1ヵ月。
よりによって患部が上奥歯。さらに歯根。
治療器具を口の奥まで押し込まれる。
バキュームとかで舌の根っこをギュッと押さえ込まれる。
もう、この状態だけでオエッ。
だから治療中はしょっちゅう“オエオエ”やらかして治療を中断させてしまって、鶴見辰吾似の歯科医を困らせている。
辰吾はおおらかに“ちょっと休んでからにしましょうか”とか言ってくれる。
地獄にホトケとはこのこと。
ちなみに。
前に通った歯医者の歯科医(女性)には “もう治療やめますっ?” とキレられた。
そっからすると鶴見辰吾はソートー紳士。
そんなジェントルな治療でも二度三度繰り返してると、拒絶反応が条件反射に近いレベルにまで高まってきた。
条件反射に近いレベルというのがどれくらいのレベルかっていうと、、
診療用の椅子を倒すとオエッとなる
補助のバキューム音でもオエッ『補助お願いします』という助手を呼ぶ声にオエッ
自分でやる歯ブラシもオエッ
カンゼンに “パブロフの犬” だ。
これじゃイケナイ。なんとかしたい。
ということで、こないだの治療中に「オエッとならない方法」を模索してみた。
まず試みたのが“寝る”
一番ラクそうな解決策だったんだけど、ムリだね、コレ。
床屋じゃないし、口開いたり閉じたりしなくちゃだし、寝れない。
次に目を開けてる。
目を閉じてると、ヘンに患部の状況に集中力高まるんだよね。
だから視覚情報ある方が気が紛れるかなってことなんだけど、これも難しい。
理由は “気まずい”。
どうしても顔見ちゃうんだよね。
医師はマスクしてるから、実際見ちゃうのは“目”。
誤解まねくよ。いろんな意味で。
それでも気を紛らす方向はアリっぽい。
目は閉じたまま気を紛らわせるのどうするか思案。
そこで考案したのが、足の親指に気を集中する。
左右の足の指を交互に動かす。
しかも親指と小指を交互に動かす。
やってみると、これが結構難しい。
難しいもんだから作業に集中する。
すると喉の方への注意が逸れてオエッてなるの忘れてた!(単純だな。)
5分もやってると上達してきちゃって、結局オエッてなるんだけどね。
次回の治療はどうやって乗り越えようか、今から心配だ。
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