“宇宙とは巨大な量子コンピュータだ”

「宇宙をプログラムする宇宙―いかにして「計算する宇宙」は複雑な世界を創ったか?」
(セス・ロイド 著)
の帯キャッチだ。書店で帯に言い切られ、ヨクワカンナイながらもグワシっと掴まれ“スゲーな”って感心した。

“でも、いくらなんでもねぇ。”と思い直し、落ち着いて、言ってる内容を理解しなおす。


“会社は大きな時計だ。”とか、“カブトガニは生きた化石だ。”とかみたいなことよね。
量子コンピュータには宇宙の法則に対して(今までのコンピュータより)より忠実な部分がある、んだということね。
一瞬、宇宙の法則を超えた人智にたどり着いたんじゃないかと錯覚した。コンチクショー。やるなー、帯。

とか、思っていたら、そうじゃないみたい。

リアルに、セス・ロイド 氏がそういう“学説”を唱えているのだね。以下、amazon から引用。

内容紹介
宇宙は何のために存在するのか? それは、計算をするためである。何を計算しているのか? それは、宇宙自体、すなわち自分自身である・・・・・・超微小な粒子を扱う量子技術の向上につれて発展してきた量子情報理論によれば、宇宙とは巨大な量子コンピュータであり、自らを計算によって作り出しているという。そして、宇宙が多様な物体に満ちあふれた、複雑な様相を呈しているのも、宇宙のこの「計算する」能力のためらしい。猫が生きていてかつ死んでいる、荒唐無稽なことの起きるのが、素粒子から成る量子世界である。その量子を用いた、従来のコンピュータとは桁違いの能力をもつ量子コンピュータに関する第一人者セス・ロイドが綴る、大胆かつ刺激的な科学解説。

ヒー。
やっぱり読まなきゃなならないかぁ。

(amazon)