「本物の仕事をする」ってのはどういうことなんだろーかと考えた。

借り物の仕事は、
ヒトの行為を知り
人の成果を計り
人の方法を真似て
人より少ない動機で
人より多くの成果を収めようとする
ことなんだと思う。
このとき、達成したい状態や、達成を望む理由は
“事”の側にはなく
“自分”の側にある
ということになる。

本当の仕事は、
物事があるべき状態を目指して
状態の実現の為に
自分だけのやり方で
見返りを求めるより先に
有るべき状態を達成する為に
自分がやる
ことなんだとおもう。
このとき、達成したい物事は対象そのものにあり
達成を望む理由は
“自分”の側ではなく
“事”の側にある
ということになる。

だから“事に仕える”と書いてみたんだね。
なんだかさ、ホントにさー、エラいよね。昔の人は。

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