iPhone 3G のバッテリーが底をつくのが見たくて、試してみた。
深い考えなんかない。
ただ、たまにそういうことをしたほうがバッテリーの保ちがいい、って話もあるみたい。真偽のほどは不明なので、半分まじないみたいなものか。
結果から言うと、残り20%のアラートが出て以降もずいぶん使えた。約1時間程度。
当然、何をしていたかによって結果はかなり違ってくるはずなので、一概じゃないのは間違いないけど、アラート毎の内訳は次のとおり。
・残量20%アラートから残量10%アラートまでの時間 :約20分間
・残量10%アラートからダウンするまでの時間 : 約40分間
そもそもiPhone のバッテリーについてアップルwebサイト内を調べてみると、次のようにある。
iPhoneを定期的に使おう
リチウムベースのバッテリーを適切にメンテナンスするには、バッテリー内の電子を時々動かすことが重要です。毎月最低でも1回は充電/放電サイクルを完了するようにしてください。
アップル-バッテリー-iPhone
上で書いた「バッテリーを使い切るといい」という説はこの辺が背景にあるのかな。
また、フル充電の容量に関してこんなことも。
充電サイクル
正しく整備されたiPhoneのバッテリーは、フル充電/放電サイクルを400回繰り返すと、完全に充電しても元の容量の80%までしか充電できなくなります。必要な容量まで充電できなくなった場合は、新しいバッテリーに交換してください。
そうかぁ。400回か。
ザックリいうと、1日1回充電を基本として1年間ほど使っていれば、バッテリーのフル容量は -20% ということか。
そうすると、今度はバッテリー交換のコストが気になってきた。そちらにつてはこうある。
iPhoneをお持ちの方
1年間保証では、初期不良バッテリーの交換を保証範囲としています。AppleCare Protection Plan for iPhoneを購入した場合は、保証期間を2年間まで延ばすことが可能です。保証期間の2年目に、バッテリー容量が当初の50%以下にまで落ちていたら、アップルはバッテリーを無償交換します。保証期間を過ぎた場合は、9,800円(税込)で新しいバッテリーに交換することができます。アップルは、環境に優しい方法でバッテリーを処分しています。
ふーん。ひとまずバッテリーの自然消耗に関してメーカーのヘルプレスな感じは伝わった。こりゃ自力でなんとかしなくては。
ということで、相当安易ではあるけど、1年毎に20%ずつ容量が減少すると仮定して勘定をしてみた。
初年終わり頃にはバッテリー容量が80%になり、2年目終わり頃で60%になる想定ということ。(だから2年目の初期不良水準も初年同様50%に設定、というのは勘ぐり過ぎか?どうでもいいけど。いや、よくはないか。)
すると、wi-fiインターネット使用(メーカ公称でフル充電時6時間使用)を想定した場合、利用可能な時間はだいたい下の通りになる(んだろう)。
・初期のフル充電:6時間
・初年終わり頃のフル充電:4.8時間
・2年目終わり頃のフル充電:3.6時間
アラララ。これだと初年の終わり(1年後の7月頃)にバッテリー交換しとかなくては。
50%以下というのが保証対象の条件みたいなので当然保証外。9,800円/年の出費は免れないということか。
がんばって稼がないとね。