前々から知りたいと思っていたことがある。インターネットの検索サービスで最も多く入力されるキーワードって何?ってこと。

http://www.google.com/intl/en/press/zeitgeist.html
できたらインターネットに検索サービスが誕生してから以降の全てのキーワードの集計が見てみたい。が、なかなかそういう資料がオンラインでは見当たらない。どこにあるんだろ?
とりあえず、対象を google (global)に絞り、かつ年度毎の集計で納得することにして見つけ出したのがコレ


この Google Zeitgeist では年次、月次で、世界の Google 検索キーワードのトレンドを掲載している。
上図の TOPページ 左柱のナビゲーションから、検索キーワード動向について次の 3 つを見る事ができる。

  1. 2007 Year-End Zeitgeist(2007年 集計)
  2. Zeitgeist Archive(過去のアーカイブ、2001?2008)
  3. Zeitgeist Around the World (Monthly)(2008年 6月 の各国集計)

ちなみに、ボクが見た時点での ’08年 6月 日本の(検索)クエリ TOP15 はこう。

Japan – Top Gaining Queries: June 2008
1. 神戸みゆき (former broadcaster)
2. iphone
3. 眞子様 (imperial family)
4. 岡山外潤 (actor)
5. 秋葉原 (Akihabara)
6. 川端康成 (Yasunari Kawabata)
7. 地震 (earthquake)
8. ヒサダトシヒロ (musician)
9. 新條まゆ (comic artist)
10. 西村美保 (former model)
11. 柳田哲志 (broadcaster)
12. 宮崎勤 (condemned criminal)
13. 加藤綾子 (broadcaster)
14. ダガーナイフ (dagger)
15. ねじキューピー (character)

結構ニュースや世相を反映しているような印象です。

で、上記と同様に様々な国の TOP15 が掲載されているのだけど、そんな中、個人的に気になったのが、下記のプエルトリコ。

Puerto Rico – Top Gaining Queries: June 2008
1. snake

’08年 6月 検索キーワード 1 位 『ヘビ』ってどういうこと? 彼の国でいったい何があったのか…気になります。

なんて具合で、予想通り結構楽しいです。はい。

そして、肝心の ’07年 キーワード集計結果(global, Top 10)を以下に引用。

Fastest Rising (global)
1. iphone
2. badoo
3. facebook
4. dailymotion
5. webkinz
6. youtube
7. ebuddy
8. second life
9. hi5
10. club penguin

http://www.google.com/intl/en/press/zeitgeist2007/
ソーシャルネットワークサービス、動画共有サービスってやっぱり結構強かったんだね。ふーん。それと検索キーワード『yahoo』とかが Top 10 入りしていなくて何故かホッとした。って、余計なお世話だ。

あと、fly-g 式 の、

『神』というキーワードは結構上位にいるらしい。

というクダリは、おそらく下記の「Top of Mind」集計が元ネタなんではないかと思われます。

Who is…
1. who is god

Google Zeitgeist|TOP of MIND

そしてそもそも。
「Zeitgeist って何?」ということで調べてみたら、読みは「ツァイトガイスト」。意味は「時代精神」なんだそう。
それだけじゃ、なんとも消化不良なので wikipedia に頼ってみます。

「時代精神」とは

時代精神(じだいせいしん、独: Zeitgeist)とは、ある時代に支配的な知的、政治的、社会的動向を表す全体的な精神傾向のことで、言葉自体は、18世紀後半から19世紀にかけてドイツを中心にして生まれた。

ウィキペディア|時代精神
だそうですよ。なんだか難しいな。

関連リンク
Google Zeitgeist