アンビエントのパイオニア Brian Eno とミュージシャン兼ソフトウェアデザイナー Peter Chilvers が開発したiPhone/iPod touch 向け音楽演奏アプリ。
いきなり結論になっちゃうんですが、これはとっても気分が良いアプリです。
操作が簡単なので音選びに集中することができます。また、出来上がる音がヤケに成立してしまうので楽曲に酔うことさえもできてしまいます。
詳しくは以下からドウゾ。
この App には大きくは２つのモードがあります。ひとつは自動演奏の Listen モード。もうひとつには自分で演奏する Create モード。もちろんここで話題にするのは、中毒性が高い後者の Create モード。
Create モードの操作はとってもシンプル。画面を指先でタッチする。ただそれだけ。
すると1音ずつアンビエント音（？）が追加される。音は一定の周期で鳴ってはフェードアウトしてゆく。各音は周期を繰り返すごとに徐々にボリュームが落ちてゆき、やがてその音は消えてゆく。
操作がものすごくシンプルなのに対して、出来上がる音の集合が織り成す印象は絶妙！
楽器演奏の経験など完全に不要。自らの心の中にあるアンビエントの心象をたぐるように感覚だけを頼りに画面をポチリポチリとやっていれば、相当気分のよい楽曲が完成する。ラウンジ～美術館くらいの適度な緊張と弛緩のムードで、リラックス効果は相当高めです。
ただし。ボクがこのアプリ bloom で楽しんでいる間、傍で見ていた方からの一言。
アンタのことが心配になる。
アンビエントの不思議で懐かしく不安定な不協和音と、いつの間にか陥ってしまう遠い目には要注意、ってことか。
App のお値段は 450 ナリ。お値打ちと思います。
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Opal Limited
