天久 聖一 の本を何冊も抱えた セルブチ兄さんに声をかけられました。ンっ? と思って目をこらすと、Yose が立ってました。カンゼンにグーゼンです。そして4ヶ月ぶりの再会でもあります。
久々かつ偶然の再会に書店にもかかわらずテンション上がって、静かな書店で多少声も大きめです。とりあえずセルブチ兄さんこと Yose はお会計を済ませ、お茶でもしますかとあいなりました。六本木と言えど北条司じゃあるまいし、おっさん 2 名で「アマンドで甘いモンでも」ってことはあり得ないワケでして、ギロッポン仕様の禍々しいシャンデリアがぶら下がったエクセルシオール 2F へ。
4ヶ月ぶりだったので積もる話もあります。ボクの現状のこと何かについても何かしらの意見が欲しいと思ってもいました。それでもって、話したのはこんなこと。
マイカーは手放せないのだということ
iPod Touch をゲットしたこと
iMac 特盛り(24 inch)をゲットしたこと
リコーの GX200 をゲットしたこと
Adobe CS は高価すぎること
今現在、休業中のボクが次にどんなことを仕事にすると良いかということ
あのエントリーの後、ショック過ぎて多少眠れない日が続いたこと
それでも「良い刺激」に理解の仕方を転換してくれたこと
筑紫哲也 になればいいこと
国分寺の辺りはオススメということ
このブログの内容は 5%くらいしか理解されていない可能性があること
このブログがボク自身でないと価値なんかないこと
つげ義春 は我が事として読むと恐ろしいということ
ドラクエ5 (DS) はユーザビリティが落ちていて堀井雄二はどう思ってるか、ということ
今でも「オモシロいかどうか」が重要なファクターだということ
5D Mark2 のムービー作品が気になること
アオリ撮影のムービーがナイスってこと
文章と写真は続けるほど巧くなること
web の仕事ではユーザからの反応が容易に数値化されるからシビアだということ
格好が良い、ということそのものが価値として認められる世界もまたある、ということ
最近はあまり呑まなくなったこと
禁煙が続いていること
キャラ的にはマスコミじゃね? って思ってたってこと
ボクは業務と自分のポリシーが葛藤する(ことで疲れ果てる)のはイヤだということ
知人 U-rock が 40 目前で独立したこと
ナガオカケンメイ はビッグネームか? ということ
D&DEPARTMENT は値段が高い。それが答えってこと
やっぱりサトウカシワ の形なのか、ということ
ノダナギ はスターだったか、ということ
プレゼン・コンプレックス を克服したいこと
ボクの経験では MBA スクールへのプレゼンが一番お腹痛かったこと
本当に仕事できているヒトを除いて、プロデューサ稼業はいかがか? ということ
兄ちゃんが映画 『Mission Impossible』 で Tom が乗ってるオートバイ(TRIUMPHの「SPEED TRIPLE」)の地元で唯一のオーナーだということ
構成要素は仕事だけではないということ
自分に対する信頼度を再考する必要が高いこと
Yose が気マズい気分だったこと
ボクが気マズい気分だったこと
お互いに、偶然ででも無ければ、誘いにくかったこと
偶然を装った再会は神様と思うこと
また近いうち!ってこと
後記
そんな塩梅で正味 2 時間程たわいもない話をして、Yose は日比谷線日比谷方面の職場へ、ボクは反対向きの中目方面へ向かいました。
そしてボクは多摩川の橋をタラタラ歩きながら、この記事の上の部分を綴っています。
こうして今日の会話の内容を振り返ってみると、その内容が容赦なくアッチコッチに飛ぶなぁ、と我ながらあきれます。たったの 2 時間でよくもまぁこれだけトピックをこなしたもんだと感心もします。
とはいえ、話題が飛ぶわりに会話そのものは成立していて、全く不自然ではなかったです(少なくともボクにとっては)。フツーに逢って、フツーに話す。内容こそ違えど、大学時代にしていた会話と変わらないテンポとセレクション。疑問なこと、情けないこと、自信ないこと、そして照れくさいこと。普段自分自身に対して伏せてるようなトピックがスルスルと自然に話せてることについても驚きました。
そもそも、Yoseとボクは、ここ何年間も年に 1 回逢うか逢わないかの間柄が続いています。遠いんだか近いんだか非常に判りにくい。そんなんなので、共通点が無くても、話題がズレても、それは仕方が無いことだと思うんですね。ところが、決してそんな風ではない。
思えば 高1 のころに出会ってからの付き合い。正味会っている時間はともかくとして、16 年間が経過ました。既に人生の半分ってことになります。(と、今計算してみてビビった。)そりゃーもう、それぞれの生活の中で、ヤなやつとも組み、ケッと思う仕事もしてきたハズ。社会に揉まれた、と。そんなんで変わった部分もたくさんあるだろう。自分に都合が良くなった点も少なくないはず。なのに、今日会ってみて想うのは、お互いに一向に変わらない部分がキチンとあって、それは「そこは変わってほしくないな」って(勝手にだけど)期待している部分だったりもするってことが、もう既に相当なミラクルだということです。なんだかわかんないけどそんな感じになっちゃってるこのミラクルについてとにかく感謝。
さらに、トールサイズのアイスコーヒーをごちそうなったことに感謝。
さらにさらに、今日は就業時間中だというのにサボタージュしてもらったことに感謝。
ちなみに。
タイトル中の『感謝(驚)』はフィッシュマンズの名曲ね。