横浜散歩ついでに、大佛(おさらぎ)次郎記念館へ行ってきました。そう。噴水の向こう側に見える外壁が赤煉瓦のアノ建物です。
この大佛次郎さんというのは、『赤穂浪士』や『鞍馬天狗』の作家さんということだそうです。正直、読んだこと無いんですけどね。館内の展示物を見る限りでは、政治風刺画やイラスト、書にも長けているように見受けました。多芸な作家さんであると同時に、この部分が今回のポイントでもあるわけですが、無類の愛猫家でもあったようです。

横浜 大佛次郎記念館
中へ入ると、この内装。なに?! これ。カッケー!


横浜 大佛次郎記念館
2階に上がると確認できるんですが、電灯の上にはこんな猫オブジェが。設置された電灯の全部にそれぞれ違う猫が乗ってました。

横浜 大佛次郎記念館
ここはベッドルーム。書斎兼用ということなんでしょうか。本が山と積まれています。そして、この部屋にもネコのオブジェがそこかしこに。

ひとしきり見終わっての出がてらに受付のヒトから教えてもらったんですが、大佛さん夫妻は生涯通算で約 500 匹の猫を飼ったんだそうですよ。ヒョエー。もう、それ、猫が好きとかいう枠越えてるでしょ。猫が好きってより、もはや「飼育」が好きなんではないか? いや、いっそ匂いが好きなんじゃ? と。賞賛の意を込めて言わせていただきます。先生、「好き」にも程ってもんがあるんじゃありませんか?
でも、そんな情報聞いちゃったもんだから「猫オブジェのレプリカは売ってませんか」と聞いてみるも、昔はやってたんだけど職人さんが亡くなったりしたこともあって今は製造・販売していないんだそうです。んー、残念。

そんなこんなで、今回のお土産はコレ。
横浜 大佛次郎記念館 土産
電灯の上に設置されていたのと似たエジプト猫のクリップとポストカードをセレクトです。用途は… 現在検討中です。

関連リンク
wikipedia | 大佛次郎
横浜市芸術文化振興財団 | 大佛次郎記念館