またも GRD II に黒点が発生してしまいました。

前回は銀座リコーでお世話になったんですが、今回は新横浜リコーへ。
念のため、事前(といっても当日)に電話連絡してみたら、これがまー、電話対応がよくできてた。担当のオジさんが言ってくれなければ保証書もってくの忘れるところだった。そんでもって、この電話の時点で、交換用のレンズパーツを確保しておいてくれたのも嬉しい。

パーツの在庫も確認できたので、あいにくな天候の下、電車を乗り継いで新横浜へ向かった。

右手には傘、左手にはiPhone(google map ね)を持って、新横浜の駅から 10 分くらい歩いた気がする。例によって、普通のオフィスビルの 3 Fが修理受付窓口。入り口にポツネンと置かれた内線で担当者に声掛け。なんか久々に他社で打ち合わせしにきた気分。「おせわになっておりますー」とか言いそう。言わないケド。

暫く待ってると、担当の人が現れてパーテションで区切った打ち合わせ室の一つに通された。そこからはガラス張りの向こうに制服のメンテナンススタッフの作業の様子が見えて楽しい。とりあえず、黒点の具合を伝えて修理を依頼。と、同時にいくつか質問。

黒点の原因は? 中の埃? 外からの埃?


外からの埃だそう。レンズがせり出す機構なので、レンズを仕舞うときにレンズ筒の側面についたゴミを内側に巻き込んじゃうらしい。機構的に仕方ない、んだって。

次に同じ修理を依頼する時には幾らかかる?
目安として 20,000 くらいだそう。

GRD3の発売予定は?
(当然)知らない。けど、一般的な製品サイクルからすると来年あたり…? だそう 。

修理依頼書に 2,3 箇所サインして、手続きは完了。待ち時間は 3h。即日とはいえ、長い。
なんでも、カメラを全部バラして修理をしてそのあと検査する工程があるんだそう。電子レンジみたいな箱で温めたり冷やしたりもするんだって。初めて知りました。ゴクローサマデス。 ということで、修理・検査完了の目安は 3h だけど、終わり次第にケータイにコールをお願いして建物を出た。

が、近隣にはカフェなんかは皆無で、駅に戻ってお茶でもと思ったけど、駅ビルにビックカメラを発見したので探検開始。

そこで、ついに、羨望の “DP1” を初めて触ることができた。 なんで「羨望」かというと、展示品の DP1 はどこの量販店でも不思議なほど “必ず” 壊れていて動かなかったから、触ってみたい度が物凄く上がってた。
といってもその店の展示品も AC 近辺の接触かなにかがやれてて、ちょくちょく落ちた。それでもマニュアルモードや絞り優先モードで遊んだ感じは「納得」~「まぁこんくらいの手間はかかるでしょ」の間に感触を感じたし、僕はそれを「好き」だった気がする。「普段使いモード」みたいなのが見当たらなかったから、一般的にはメンドクセ・カメラなのも間違いないと思う。でも、ボクにとっては “あの”ダイヤル操作のフォーカスは楽しかったなー。 これは代え難いカモ。これまでは GRD 手放して DP1 かなと思っていたけど、実物をさわったことを契機に、GRD とDP1 と両方持つべきかもしれない、と考えを改めてみましたヨ。

ついでにデジタル一眼コーナーも物色してみた。けど、量販店には canon EOS5D Mark II 置いてない。なんでだろう?

そのあと急に家電コーナへ。
液晶テレビはめちゃくちゃ値が下がったなと驚嘆。こないだまでは、買うなら 32 inch くらいは欲しいな、とか思っていたけど、今回色々試して見たら 42 inch マスト! と考え直した。画面から2.0m~ほど離れることができればこれくらいが丁度良い気がする。ちなみに、これの計り方は店のタイル。あれ一辺が0.5mだったと思う。たぶん。きっと。

そんなこんなしているウチに、仕上がり予定の時間が迫ってきたので、また片道 10 分くらいかけてリコー事業所までもどり、受け取り完了。
最後に、担当の人からのアドバイス。レンズ筒の外面はブロアーで “吹く” のは間違いで、ほんの少しだけ湿らせた布で “拭く” ほうが正解だそう。シュッシュと吹いちゃうと、そのせいで埃が中に押し込まれちゃうから。

これでまた、黒点の出現におびえること無く、絞って撮ることができます。