帰りの電車。めずらしくすわれた。
正面にたっていたオジサン2人が話し込んでいてくれたお陰。

二人は話に夢中になってる。いや、軽く闘ってる。 興味をかられて聞き耳を立てつつ、iPhone iNoteでメモ。

話の主題は、「機械は完璧じゃない」ということ。「むしろ、人間の方がカッチリとしている」んだそうだ。「機械をメンテナンスするのはダレですかぁ」とか。 機械を応援している側が立場が上で、機械不完全論を諭すように説いているのは日本語が達者な中東DNAの中年。

で、こっから急に目先を転じてか、むしろこっちが本筋だったのか、DNAの方が「世界の色は2色ではない」ときた。しかし「会社だと経営だと白か黒かなんだ」と社長も飽くまでも対立する。

そっかそっか。社長の方は、この不景気で従業員に対してド・ハード・オペレーションかまし気味で、そのことについて、おそらくは部外者のDNAが「ゆとりと寛容さを持ちなさい」とほぐし中だったみたい。

それでも、世界がクッキリ2色の方が降りる駅に到着するや、「それでわっ!本年も宜しくっ。ダッハハハァ。もう一軒いきますか。チガウカッ?」だってさ。

去り際だけはキッチリと美しかったのだから、なんかイイ。