先週末は、ようやく文句無く晴れの週末になりました。
まだまだ挙動が不安定な DP2 を持ち出す機会もこれから増えてきそうだゾと期待を膨らませてます。
sigma, dp2, sample photo


で、ここしばらくというもの。新たにゲットしたカメラクンはどんなん撮れるんだぃ? てことで興味本位でパシャパシャ無駄撃ちばかりしてます。ま、結果、カメラ性能とは関係ない、持ち主側の問題で、大したことにはならないんですケドね。

試し取りをトライしつつも、実はまだカメラ側の設定として JPG 保存は試してない状況。もっぱら RAW で撮ってます。そうすると当然ながら、画像処理には SIGMA のソフト「SPP (SIGMA Photo Pro)」の ver. 3.3 MacOSX版を利用することになります。
おしなべて良好なソフトで、色や光の再現について不備不足は無いんですが、ちょっと気になるんですよね。何点か。

気になる部分その1が、SPP (OSX版)の動作。少しモッサリする気がします。体感値だからなんともですが、Canon CR2の処理に使用している「ImageBrowser」&「EOS Utility」と比べてってことになります。アプリケーションを立ち上げてサムネイル一覧表示まではOKなんですが、1ファイルずつ開くとなると X3F ファイルのロードに少しもたつくなぁという感じ。表示の出端から「カスタム設定」済みの表示をしようとする必要はないとおもうんですよねぇ。これはヒトによるかもしれませんが。それに、1 ファイルが 10M 越えてるしデータ側の量的問題なら、仕方ないのかなぁ。

気になる部分その2は、SPP(OSX版)のOSとの連携。もうちょっと工夫できるんでないかという気がします。
ボクの場合は撮影データをSDカードからHDへガガッと一旦落として、それから finder 内でプレビューをザザっと見て、それから現像したいなと思う RAW データにラベルを貼り、それからようやく画像処理ソフトの出番という手順を踏む場合がほとんど。だから、まず、X3FのデータがOS側でプレビュー表示できないというのは少しストレス。

そして、いよいよもっとも気になる部分その3、なんですが「X3 Fill Light 」の機能。これはスゴい! というかマズい! 先週末、初めてこのスライダーを発見して、触ってみたのですが、速攻で、ボクの中では「禁断ツール」になりました。「完全にボクの憶測なんですが」とお断りを入れた上でですが、暗い部分を明るく、明るい部分はそのままに調整する機能のように感じました。つまり「全部見える」んですね。こうやって書いてみるとなんとも賢い機能なんですが、使ってみると、それはもうエラい事になりました。その仕上がり具合たるやはもはや「絵画」。撮影した景観をまかりなりにもこの目で見ちゃった撮影者本人としては、罪の意識に陥るくらい。(あ、ゴメン。盛り上がりすぎた)
ま、そういう風に思うヒトは使わなきゃいいダケです。DP2 で「撮れる写真」にもその「再現性」にも全く影響する物ではありません。くれぐれも。

そんなわけで。
画像処理ソフトウェアSPPのアップデートを希望したいということなんです。単に。
あと、ハングアップせぬよう祈りながら薄氷の上をソロリ歩くようにMF・AF間を行き来している現状です。DP2 本体のファームウェア・アップデートの方も、なるべく早急におねがいします。(って誰にだ)