今日、Google ブログで Chrome OSのことが発表になりました。
その詳細に関して、はっきりしたことは一切判らないですが、Google がコンピューティング・エクスペリエンス(?)を再定義します! みたいな内容で、基本的にはとても楽しみ。
今までで言うと、ローカル・コンピューティング・エクスペリエンスはMac や MS がGUIを通じて提供してきていて。インターネット・コンピューティング・エクスペリエンスについては、基本的には無数であり自由だけど(ボク個人にとっての)純粋な競争の中での優位性から Goolge の検索サービスやメールサービスが、そのエクスペリエンスの大きな部分を提供してきた。
それから Mac 版はまだだけど ブラウザ “Chrome “でインターネット・ブラウジング・エクスペリエンスの領域に食い込んできて。
そしてまだ使ったことは無いけど、Android で携帯端末エクスペリエンスの領域も変えようとしてて。
そんなことから、今まではどっちかっていうとサービスの創造を追っかけてるのだと思ってたのだけど、なんだか近頃の動向から見えてくる印象はちょっと違ってる気がしてきましたよ。はっきりしたことは判らないけれど、Google はサービスという格好でエクスペリエンスの領域を拡げて、その先のにある(広告ではない)何か未知のビジネスみたいなものがあるんですかね。それともとにかく広告収益モデルに収斂してくんですかね? もちろん、いずれにしても「ただ単に」ってことは無いでしょうケドモ。
Google には常にユーザーから多くの声が寄せられており、ユーザーの皆さんがよりよいコンピューティング・エクスペリエンスを望んでいることがわかります。多くの方がコンピューターを起動させブラウザを立ち上げるのを待たずに、すぐにメールを見たいと思っていて、コンピューターがいつも最初に買ったときと同じ速さで動いてくれればいいと思っています。どこにいても自分のデータを入手できて、コンピューターを失くしたりファイルのバックアップを忘れる心配から解放されたいと願っていて、ハードウェアを新しくするたびに何時間もかけてコンピューターの環境設定をしたり、ソフトウェアの更新を常に気にしたりしたくないと思っています。そして、ユーザーの満足度が高まれば今後もっと多くの時間をインターネットに割いてくれるようになると考えると、ユーザーのよりよいコンピューティング・エクスペリエンスは Google のためでもあるのです。
http://googlejapan.blogspot.com/2009/07/google-chrome-os.html
ふんふんふん。
例えば今、ローカルHDDに保存されているデータが総てオンライン上に保存されるとか。
例えば今、ローカルHDDにインストールしているアプリが総てオンラインアプリを利用するようになるとか。
例えば今、OSアップデートやセキュリティパッチを自分で更新しているのが、自動通知かまたは勝手に更新されるとか。はたまたローカル蔵置のOSはすごくミニマムで、OS機能の大半がオンラインに存在しているのだとか。
便利、安全、軽量、無料ってことでどんどん領域を拡げてゆく何かしら素晴らしそうなエクスペリエンスの波が押し寄せてきて、一ユーザーとしては「幸せすぎじゃない ?」って不安感増大。この波に乗っかってしまって良いの? ホント? って。
「とにかく Google に任せときゃ安心なんだいっ! 」ってなもんで総てを委ねた後のある日、全部が有料になったりしない? 自分の情報へのアクセスをロックアウトされたりしない? 自分の情報を取り返す権利が失われたりしない? とかね。というか google 潰れたら? って心配がまずはあるか…
幸せすぎるのは、それはそれで、コワい。漠然と。
とかなんとか。そんな懸念は置いておいて、とりあえずMac 版 Chrome のリリースはいつになんすかね。
Chrome OS is just another rebranded Linux GUI, it would be much better if Google came up with an OS that would directly compete with Windows.
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That’s great.