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Video: Watch a Video Demonstration of Kindle 2
Description: Amazon Kindle 2: A Guided Tour
http://www.amazon.com/gp/mpd/permalink/m2EV4VGJ1ZQMQ7

英語のコンテンツを眺め回してみますと。例えばnewyork timesを購読しようとすると、お値段はこの通り。

Monthly Price: $13.99 & includes free wireless delivery via Amazon Whispernet

月間購読料で13.99USドル。これはちょっと高い雑誌1冊分くらいなので、お安い感じか。加えて、バカみたいな量の廃材も出ないし、良いかもしれない。

一方、日本語コンテンツはどうかというと。電子書籍リーダーである Kindle が日本に発送されるからといって、日本語のコンテンツが用意されてるかというと、そうでもないのですね。当面は英語リーディングのお勉強とか海外ビジネス情報の摂取デバイスになるということなのか。ヌヌヌ…

それでもって、DLインフラとなる 3G回線の手配について。さて。これ、サービス案内としては、下のとおりコンテンツ配信ネットワークの手配が完了していて、日本に関してはかなり広い領域をカバーしてるってことになってるんですが。
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ホントにほんと!? とかね。どうなんでしょう。

とか基本的なサービスの状況について理解しつつ。消費のシーンを夢想してみると。おしなべて、消費者、というかボクにとっては、買う手段が増えるし即読み始められる、かつ深夜購入OKってことになるので、ウレシイ限りとなりそうです。(もちろん収納問題の解決も)

が、この界隈でビジネスしてきたヒトにとってはどうなんでしょうか(と一遍の心配などしてみたり)。とりあえず作家さんとかブログ書くヒトとか所謂著作権者にとっては、いっぺんにグローバル市場が眼前にズババーンと広がるという一大事となるわけで、基本はポジティブに受け止めて良いんでしょうね。
反面、流通担当の事業者にとっては、ネガティブっぽいですね。もちろん印刷関係事業者も同様かな…。
とは言ってみても、実のところそんなに劇的に印刷物が減る訳でもなければ、市場が同じとも限らない(書店で本を買う層が電子書籍へ乗り換えるパターンだけとは限らない。電子書籍だからこそ手を出しそびれていたコンテンツを買う層がいたりする)んでしょうから、案外、恐れる程のインパクトは無いのかもしれませんナ。

で、急に視線を個人目線に戻しますが、個人的には、前は「ダメかも」と思っていたコミックの電子書籍化に今はスゴく期待してたりもします。日本産コミックの海外流通も、海外コミックの国内での購入も。やー、日本語コンテンツが出回るのが楽しみだな。オイ。オイッ!

追記:
あっ。巻頭カラー…

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