上野での自転車用品買い出しの帰り道。
道すがらで、すこし洒落た店構えの和菓子屋さんが眼にとまったので立ち寄ってみました。
「うさぎや」
中央通り沿いの上野松坂屋のはす向かい辺りです。
店の前に到着した時点では、店内で一、二組のお客さんが和菓子を品定めしている程度だったのですが、ボクが自転車にロックをかけたりなんだかんだしている数分の間に、ドヤサって数のお客さんがいそいそと店の入り口を通過してゆき、あっというまに店内飽和。
店の中ではたくさんのお客さん（おしなべて高齢）が、鮮魚市場のごとく「どら焼き 6つー」とか「8つー」とか「予約していた○○ですけどー」とか、店のヒトに吠えついていて、ボクが和菓子屋さんに対してもっていた楚々としたイメージからすると、かなり結構アツいといってよい。そういった熱気にあてられてか、ディスプレイされた菓子群を見ることも忘れて、コチラも負けじと「どら焼き4つーー」となっておりました。はい。
どうにも、『あんなにまでも和菓子屋がアツい、しかもおしなべて高齢者が、おしなべてどら焼きばかりを…これは事件の臭い…』とコナンばりに推理モードにはいりまして、チラッとネットで調べてみると、なんともまぁ。書き付けられている評判はおしなべて良好〜絶賛。
「どら焼き界で右に出るものはいない」とまで称しているサイトさえ。
うーん。もうちょっと有り難がって食べると良かったのかも。（まだ一個残ってるけどねっ）でも、ともかく、巷で褒められているどら焼きを4つも買ってるわけだから、うさぎや同様にそちら界隈での著名人たるドラえもんさんもさぞかし羨ましかろう、なんて想ったりして、けっこう優越感高めです。
うさぎやさんのホームページ（あえてね）によると、
喜作最中とどらやきは当店の看板商品です
生菓子の為宅配便、通信販売などによる発送は行っておりません
（どらやきをお求めの際は４時以降ご来店の場合要予約）
だそうなので、
当店自慢の「どらやき」のご購入をご希望の御客様は、商品を確実にご購入頂くため、事前にお電話でのご予約のうえ、店頭まで足を御運び下さいますよう、御願いいたします。なお、当店では駐車場のご用意がございませんので、お越しの際は電車バスのご利用を御願いいたします。（たぶんね）
東洋経済新報社
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