Nintendo DS ソフト「ゼルダの伝説 大地の汽笛」をクリアしました。
ラスボス戦の興奮と疲れもまだ癒えないほどついさっきのことなんですが、今回も存分に楽しませてもらいました。

今回の「ゼルダの伝説 大地の汽笛」を前作「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」との比較でいうと、大きくは次の2つを感じました。


ひとつ目は、DSゼルダシリーズの醍醐味ともいえるパズル部分について。
この部分に関しては、前作「夢幻の砂時計」よりも本作「大地の汽笛」の方が一枚上手と感じました。DSでは今回2作目で、このあたりは制作もこなれてるように思えます。難易度設定も丁度よかったです。ここは良かった。

ふたつ目は、ちょっと残念だった点。ストーリー性について。
前作と比べると今作は、ストーリー性やキャラクターへの感情移入の面では減衰してしまっています。
前作ではマイゴロンとの冒険や、ラインバックのダメっぷりみたいなところが印象深かったのですが、今回はそういうストーリー部分が今三くらいです。
ゲーム中各所にエピソードというかイベント事は仕込んであるのですが、それぞれのイベントがやりっ放しというか、その場限りというか。ストーリーにはなってないんですよね。これは非常に残念。

あと、細々したことを少々。
ラスボス倒してクリアしたら、セーブデータ作ってくれない…みたいです…。ということはつまりクリア後はフィールドを遊び回れないんですね。これもかなり残念な点ですね。
それから、ボクの場合はなんですが、一度も汽車を乗り換えないままゲーム終了してしまいました。なんという心残り。あーヒドイ。

とかいいつつも、総合的には、上に挙げたようなことを補って十分余りあるソフトです。
DS ゼルダは、適度に知恵を使わせてくれるし、自力で解決方法を思いつた時のひらめき感がたまらないので、一家に一本、といわず家族人数分どうぞ。(我が家は2本仕入れました。)

ゼルダの伝説 大地の汽笛(特典無し)
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