先日、Mac OS 環境での RSSリーダー選びに惑い中。でRSSリーダーのベストオブベストをなかなか見つけられずにいるってことを書きましたが、巡り巡って、結論、NetNewsWire でいこうということに落ち着きました。

前回、NetNewsWire についてこういう風に書きました。

NetNewsWire はGoogle リーダーと同期できて、他サービスとの連携もあり総合的に充実している気がします。が、ボクの環境だけと思うのですが、空っぽのフォルダがなんど削除してもゾンビのように蘇る症状に陥っています。再起動や再インストールも無効みたいです。

他のサービスとの連携については、ひとまず [control] + [i] で Instapaper と連携してくれるので最低限オッケーとすることにしました。本当は ReadItLater や twitter や Tumblrなんかへも連携してくれる方がいいけど、次の次に挙げる「サービス間連携よりもっと重要なこと」があるので、譲らざるをえない条件と判断。

それから、下段に書いた「ゾンビのように…」云々の件は、NetNewsWire アプリケーションのインターフェースからの操作では無理そうでした。そこで、直接 [ライブラリ] > [Application Support] > [NetNewsWire] フォルダを一旦削除しちゃいました。そこからアプリケーションを起動して、アプリケーションのインターフェイス経由で再設定することで無事解決に至りました。
同じような症状に陥っている方はトライしてみると良いかもしれません。(バックアップつくってから、ね)

他のアプリケーションで、より便利だったり、より軽快に動くのってあるのですが、それらが引っかかるのがGoogleリーダーとの同期部分なんですよね。それぞれのアプリケーション内で記事を読んでいて、ついさっき既読にした記事が、未読に逆戻りするケースが割かし多い。ローカルのステータスがGoogle リーダーの側のステータスによって上書きされちゃってるってことなんでしょうかね。
日に数百件程度の記事を、斜め読み(スキップ)しながら、気になる記事をクリップして、あとで本腰入れて読む。そういう読み方のみなさんとボクにとって、「斜め読み済み」の証はとても重要なのですと再確認しました。
これを最低限必須の機能と位置づけたときには、他サービスとの連携は二の次です。ボクに限っては、そう。

そして MacOS 環境でのRSSリーダーアプリケーションをいろいろ渡り歩いた挙句、NetNewsWire という元々の選択肢へ引き戻されたことで、その結果残るのは「iPhone で記事チェックするのが最も使い勝手が良いという事実は動かずじまいでした」ということ。
んー。やっぱり App store なんかのように賑わっている市場(賑わいが本質的にどうかとか云う評価はまた別として)では、その製品数も製品の内容も随分充実するものなんだな、ってことも再確認できました。

そういうふうに眺めると Apple は市場のメカニズムを巧みに利用して、随分上手に人心を iPhone へと振り分けているのかもしれません。それが戦略的かそうでないかの見極めまでは及びませんが。など。