ご報告が遅くなりましたが、先週末、当ブログのサーバーとドメイン管理の移管作業が無事完了しました。一時的に表示におかしな点があったりしただろうとは思いますが、だからって特に誰にも迷惑になりゃしないと思いましたので、事後報告とさせていただきました。あしからず。

今回レンタルサーバーの移設とドメイン管理の移管を決定した理由は、なんといっても動くべきものが動かない状態が気持ち悪かったこと。


ボクはこのブログを WordPress で構築、運営してます。これまで契約していたレンタルサーバーが提供するサーバ環境は、Wordpress が要求する条件は満たしたものであったはずなのですが、不思議とPHPの挙動が不安定な状態がつづいていました。
具体的には、Wordpress ダッシュボードのトップ画面が表示しない。表示しないもんだから仕方なくパスを直打ちして直接、記事の投稿編集画面へアクセスしていました。似た症状としては、プラグイン管理画面が表示しないということも起こりました。
また、Wordpress が備える、システムのアップデート機能やプラグインインストール機能も上手く機能しないことも挙げられます。
それから、上に挙げた WordPress の挙動とは関係ない部分ですが、サーバへアクセスできないこともしばしば経験しました。
強いて加えると、Cronの制限もありました。(あれ、制限だったのかな?それとも使える仕様だけど動かなかっただけかな?)
などなどなど。要求仕様を満たしていてもうまく動かないってことがあるものなんですね。

とはいっても、たかだか趣味レベルでやっているブログのことなんかで、グジグジ言っていてもまったく不埒なことです。そんなグズやってる暇があるなら、すこしばかり費用を上乗せしてでも気持ちがいいサービスを受けたらいいです(エイヤッ!)。あるいは、ちゃんとしたエンジニアがちゃんとした管理をしているマルチユーザーの無料ブログサービスを使う選択肢もあります。ボクの場合は、レンタルサーバの基本的な構造やサービス内容と価格帯のバランスと、ブログシステムの中身の進歩度合いを最低限理解しておく必要があるので、ちょっとだけ費用と労力を払って、半自力で運営、メンテナンスしていたいのです。だからレンタルサーバの移設を選択。

肝心の乗り換え先サービスについてです。今回ボクはエックスサーバーを選択してみました。
まず、過度に安すぎないレンタルサーバー提供数社を適当に見繕って、それらの各スペックを比較して、最も好ましい2社に対象を絞り込みました。この時点で絞った2社は、ライブドアレンタルサーバとエックスサーバー。この2社のうち、エックスサーバーは10日ほどの試用期間を備えていてこれが功を奏した格好で「とりあえず」って形で申し込んでみました。(無料トライ期間は大切ですね。自分が使いたいシステムの動作確認ができないと、買い物が賭けになってしまうのですから。)あと、念のため申し込み前に、Google検索で風評チェックもしました、そういえば。(この辺は、ウェブのサービスなので、妥当性ある情報が上がるだろうという期待をもって)

契約後の使用感ですが、今回のレンタルサーバー上では WordPress は隅々までシッカリと動いています。
プラグイン画面から、プラグインを検索して、ダッシュボード経由でプラグインをインストールできてしまった。それに、Wordpress2.8.6 を 2.9.1 へ、ダッシュボード経由でアップグレードできてしまった。Wordpress 自体の機能は日々向上し続けてて、上のことが装備されたのは結構前のことになるのですが、その便利さを今頃かみしめている始末というわけです。
結論づけるにはまだだいぶ早いと思いますが、Wordpress の挙動を確認、体験している現時点限定の感想としては、「嗚呼、引越してよかった」です。
まぁ違う言い方をすると、「ただ普通に動いている」というだけのことではあるのですが…

とにもかくにも設計通りにシステムがちゃんと動く様というのは、なんとも気持ちがいいものです。