森正弥さんの「ウェブ大変化 パワーシフトの始まり」を読みました。
ウェブのサービスはいつもいつも刺激的ですな。全く思いもよらない角度からたくさんのサービスが登場してて、そういう情報にホント全然ついてけてない実感があります。
また、サービス個別とは別に、ウェブ全体としてどこへ向かっていくのかについても、ホントのこと言うといまひとつ判然としていません(web2.0とかいわれてた頃から数年経ったけど)。
そんなような点について多少なりとも手がかりが欲しい方にとっては、本書は何かしらの方向を示すものになるかもしれません。
というわけで、出版社のサイトにあった本書目次を引用しておきます。
はじめに~ダグラスエンゲルバートを超えて
第1章 多様化する世界
――日常に溶け込むコンピュータ
1. すべてがコンピュータに すべてがインターネットに
ネットと切り離せない日常
ネット接続の進化を支える通信技術
「こちら側」のデバイス基盤となることを狙うアンドロイド
2. 触れるインタフェース 動かすインタフェース
ワイングラスを置けば自動的にメニューが
「目」を持ったコンピュータ
触れるインタフェースをサポートする通信技術
3. 身につけるインタフェース
ウェアラブル・コンピュータの世界
脳波でゲームを操作する
4. 拡張される現実
アニメ「電脳コイル」が見せてくれた未来
「セカイカメラ」の拡張現実サービス
拡張現実技術を使えばバーチャル会議も
5. アンビエント・コンピューティングと多様化の爆発
新しい時代が始まっている第2章 雲の彼方
――大規模化するネットの「あちら側」
1. クラウド・コンピューティング
ITリソースをネットワークの「あちら側」に求める
購入からサービスの利用へ
マシンリソースを使いたいだけレンタル
ネットを介して開発環境から提供するPaaS
エコシステム~独自の経済圏の構築
ITは競争力の源泉ではなくなる
2. 情報爆発
大規模分散処理技術の誕生
グーグル成長の原動力となったマップ・リデュース
エラー忘却型コンピューティング
爆発するマルチメディア
All Video on インターネット
大規模化するデータセンター
「こちら側」と「あちら側」のつながり第3章 知と我々自身の変化
――集合知・巨大知・ワールド・ビーム
1. コレクティブ・インテリジェンス -- 集合知
切り開かれた新しい社会的知の次元
ネットを活用した全員参加型の企業集合知
2. オーガニック・インテリジェンス―― 巨大知
多くの人が集まっている場所を示す「熱さ」マップ
「知」の概念に対する大きな変革
3. ワールド・ビーム―― 世界流
ツイッター、それは膨大な情報の奔流
ツイッターがもたらすもの
4. リアルタイムウェブへ
常にすべてのものがオンライン第4章 パワーシフト
――未来を切り開く希望
1. 本当の夜明け
誰もが常につながる時代へ
誰もがデータ処理する時代へ
誰もがイノベーションを生み出す時代へ
2. 新しい世界の到来
大組織から小組織、個人へのパワーシフト
新しい希望おわりに~未来を切り開く希望
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近代セールス社
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