Read it Later for iPad が拒否られているというはなし。
僕自身 iPad を手にした日以降、そのリリースを首を長くして待っているあとで読むサービスの Read it Latere の iPad アプリ。
これがなにやらapp申請〜承認プロセスにおいて慣例の週次サイクルからこぼれてしまい「残りの5%」入りしてしまっているのだそうです。(95% はこのサイクルにのって申請から1週間で公開される。らしい。)
開発側も意を決してその背景模様を記事化しているので、詳しくは下のリンク先から。
Every day I’m getting more and more emails asking where the app is. I’ve held off being forthcoming in respect to the app review team, but now that it’s approaching 3 weeks in review, I decided that you all deserve more details about what is happening.
The Other 5%: An Update on RIL’s App Review
市場（いちば）に並べる商品の品質や安全性を担保する認証機関もしくは手続きがあるのは、悪いことではないんだけど、割に高い確率で認証機関が官僚的な振る舞いに陥る傾向があるんではないかと感じられることがあって、それはやっかいだなぁ、と。非承認の理由を伝えてくれない、とかね。ありますよね。大手オンラインメディアの広告掲載とか。とか。とか。
きちんと誰の目にも明らかな基準値を公開することを避けるのは、自分達の側に、特に処理の核となる意思決定部分に、外部からは見ることも触れることも評することも許さないブラックボックスを持っておくことで、結果として何かしらの権力らしきものを備えて、それでもって「いざ」という時にそれを振るいたい考えであるように見えてしまうので（か、事実そうであるはずなので）、なんか気持ちが悪いな。
とまぁ、俗に言う透明性とか公平性とかのようなことを言っている風になりましたが、たかだか私企業の自社製品に関する判断基準なので大袈裟にとらえてるわけでもなく。とどのつまりは、RiL app ができるだけ速やかに、加えて、願わくば開発者の創意工夫が100% 活かされた状態で僕の手元に届きますようにって話です。はい。
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