iPhone4 の販売開始、iosのダウンロード開始と先週は appleまみれの一週間でした。ボクもオンラインショップで予約はしてみましたけど、未だ連絡はなし。

ボクのiPhoneは3G。もう2 世代前の機種ということになってしまいます。だから、画面の中の動きは決して速くはないし、コンパスついていないし、動画撮れない。ンナワケでソロソロ…、という程度の動機に圧されてソフトバンクオンラインショップ経由での予約の流れがあった訳ですが、いま改めて本当に iPhone4が欲しいのかい?と自分を問いつめてみると、実はその熱はあまり高くないです。予約しておいて言うのもナニですが、アンマ。


報じられている限り、3G、3GS の広告宣伝効果の集大成としてか、巷のiPhone4 への欲求は相当高かったらしいことと、販売店側での台数確保の困難とで、多分に漏れずボクも発売日に手にする事は叶わず、それはそれで、結構。2年縛りの7月契約期間満了を無事に真っ当できるというものです。ただし、予約受付完了メール(自動送信)以降、発売日を迎えて以後に一切なしのつぶてな販売店の顧客対応の程度の低さはいかがか?コレ、とかは想っています。実のところシステムトラブル諸々で、予約者情報消しちゃったのかな?とあらぬ空想さえ働くほどのなしのつぶてぶりです。

おなじく報じられている限り、iPhone4 は握り方で電波受信の状態が悪化するということ。製品仕様の水準で問題がありそうだということみたいなので、これはただただ残念。言われてみれば確かに AppleStore を眺めている限り、大分早い段階で側面のみ保護のアクセサリー「バンパー」を一押しで並べていたのはなかなかの違和感ではありましたよね。それに今回の iPhone4 の目玉は網膜ディスプレーとか。3G のデビューや 3GS での明確な機能追加と速度の劇的な向上に比べて、劇的さは明らかに不足気味な印象です。裏返して言うと、iPhone の機能実装が一旦の完成を迎えつつあると言えなくもなさそうですが。(あ、ワンセグ載せれ、おサイフ機能載せれ、など無くもないか。)

それから製品そのものとは違う事柄になりますが、中国の生産工場フォックスコンの労働環境問題が5月の末頃に報道されていた件もあったりしますね。あの問題はその後どうなったのだろう。全体としてものすごい量の製品に対する消費モチベーションが、結果として労働環境の悪化を生んだと言えるのかどうかはハッキリしませんが、そんなようなけしからん状況もありますよね、と。簡単に言うと、どんだけ欲しいんだよ、と。

などと色々と言われている個別の事柄を一個の全体として眺めてみたときに、iPhone を巡って、三者三様 + 巨大消費市場でまるごと上手くやれてない感じがそのまんま iPhoneミッション完了の始まり感を演出してる風に見えたりするのですが、どうなんでしょうね。

決して発売日に手にできなかったことについてヘソを曲げてるわけではなく、この先2年のスマートフォン選びとして果たして本当に iPhone4 かなぁ?ってことです。他の選択肢、例えば DroidX あたりをどこかが早々に出してくれたらそっち行きたい気もしなくもありません。でも、この2年間モッサリまみれで使用してきた iPhoe 3G(現在 iOS 入りモッサリ上昇) とは違って動作がキビキビで快適な iPhoneを回収フェーズ的意味合いで使ってみたいのもまた事実。

そろそろ invisibleSHIELD 試してみたいす。