iPad (wi-fiモデル) の1ヶ月間

iPad あり生活も、はや一ヶ月が経過しました。
無きゃないで全く困らないはずであったといって過言でない端末なわけですが、自宅と最寄りのルノアールを中心に、今となっては無くちゃ困るものになりました。

プライベートな時間以内においてコンピュータに触れて過ごしてきた時間のうち、相当の割合が今では iPad に割かれるようになり、代わりにデスクトップPCとノートPCの出番が大激減しました。結局のところ、自宅でコンピュータに触る時間のうちのほとんどは

何かしら情報を摂取するためであって、ただ単に閲覧する／受け取るためだけならば、電源コードと、USBマウスコードと、USBキーボードコードに絡まった据え置きタイプを選択するメリットよりも、ソファにくつろいで重量680gを膝小僧の上にのせて過ごすというスタイル的なメリットを選択するということです。ヒトって。否、オレって。
その結果としてとまで言うのならそれはボクの心の有り様一つなわけで言い過ぎになるかもしれませんが、でも取り敢えずその結果としてこのブログの更新もだいぶ疎かになり気味です。無論、iPad での文字入力は少々面倒であり、また WordPress 投稿用の iPad アプリはもう少しブラッシュアップされるべき状態にあるというのが主な原因です。それからアフィリエイトリンクを張る作業はやっぱりタブブラウザが良い。flickrの写真リンクを引っ張り込むのも右に同じ。あ、左か。そんなわけで、情報の加工／編集までを加味すると iPad は未だタブブラウザと物理キーボードが提供するメリットを越えることはない。ないとは言うものの「ブログを書かない」という甘美なオプションを選択する事もまた可能な訳でして。とか、本末転倒を口走らせるくらい iPad でのグズダラ環境を望んでしまうのは事実です。それくらいノートを閉じ、デスクトップを忌み嫌い、iPadでブラウジングしている体験は気楽で心地が良い、抗し難い選択肢となりました。そもそもが無精な質なのにそれが更なる怠惰の高みへと、iPad によって背を押されている気がしなくもないわけです。プライベートの時間であれ、キーボードに向かってカチャカチャすることもちょっとは必要かなという真実も見え隠れしていますので、かなり意識的に怠惰な心にむち打ってノートを開いてみましたよっと。

こういうのもあるのね。フーーン。