先日、購入から半年ほど経過した外付けHDD(USB、1Tb)が、こわれました。

こわれてしまったHDDの中身は撮り貯めてきたコンデジJPGと一眼RAW の写真データ、5年分×2名分です。その日がやってきて初めて痛感するわけですが、これはなかなかのショックです。はい。

状況としては、とある日気がつくとデスクトップにあるはずの外付け HDD のアイコンが見当たりません。当然電源を確認します。電源ランプは点灯していて問題ありません。一度スイッチをオフにして再度オンに。やっぱり HDD アイコンは現れません。物理的にUSBを引き抜いてそれから刺し直してもダメです。iMac の側に問題があるかもしれませんから、念のため MacbookAir と HP のラップトップとでも試してみましたが、同様にして認識せず。んー。


その後(どういう経緯だかは忘れてしまいましたが)、iMac のディスクユーティリティを弄ることで無理矢理すれば接続の認識はさせることができましたし、中身の円盤も回ってなくもないみたいで、いつもほどの威勢はありませんが、カリカリ音もしてきます。一応。そこで4種類ほどサルベージソフト(の体験版)を試してみたのですが、のきなみ手応えを得られず(そもそも基本的には外付けHDDを認識しないわけなので)。ちょっとやそっとではどうにもならなそうだったのでひとまずソフトで復旧する線は断念しました。
次なる手として、サルベージ専門の事業者さんへお願いするのもあるのですが、なにぶん費用が高価であることと、もうひとつには自分自身も含めて個人情報の塊といえる写真データを人様に預ける気にはなれず、これも断念。
残す手は、HDD の箱を分解して別の外箱を利用するという手段ですが、これはまだ試していません。面倒だから。

大切なデータを復旧したいと切に願うものの、現実的に打つ手を考え始めると、結局のところは復旧可能性の検討になってきてしまいます。費用を払って成功すれば万歳だけど、失敗したら掛け捨てって感じです。で、結論としては、あきらめ。

とはいっても、今回あきらめが可能だったのにはそれなりの理由があります。今回壊れた HDD は半年前に買い増した HDD。それまで使っていた 古いHDD は中身そのままに倉庫にしまっていたため、4年半分のデータは確実に復旧可能だったというのがその理由。したがって今回の被害は約0.5年間分の写真データをロスしたに留まるということです。バックアップのありがたみが骨身に沁みます。

そいったわけで、約0.5年間分のデータ復旧に多大な時間やお金をかけるのは止めにしましたが、今回の被害を反省材料として転ばぬ先の杖を手配しようということに決意しました。
で、今後の杖として白羽の矢を立てたのは、前々からかなり気になっていた BeyondRAID こと Data Robotics 社の drobo。WindowsHomeServer (HP X510)とも迷ったのですが、簡単そうな方を選んでみました。環境が整ったら、早々に諸々のデータのバックアップをとるつもりです。あと Time Machine もですか。

みなさんもHDDのトラブルにはお気をつけなすって。

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