オンラインで注文していた drobo が本日到着しました。先日、購入後6ヶ月経過の外付けHDDが壊れてしまって約半年間の写真データをロスしてしまったことを教訓に、転ばぬ先のdrobo 購入です。

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drobo はDataRobotics社が販売しているMac、Windows、Linux 対応、USB2.0、Firewire800 対応の外付け記憶でバイスです。drobo は本体の中に4つの Serial-ATA HDDを挿入することができるスロットを備えていて、それらを全体で一個の記憶容量として扱う事ができるもの(とおもう。)。俗にRAIDというジャンルの製品ということですが、通常のRAIDと異なる部分などもありつつ、ユーザに簡単便利と安心を同時提供するものです。詳しくは(と同時に正しくは)、DataRobotics社のサイトでどうぞ。
drobo が提供してくれる便益のうち特筆は、HDD容量上限が16Tb、最大で1ディスク 4Tbを計4本で構成できるということ。それから、各ディスクの容量や rpm などスペックが対に構成される必要がないということ。また、各ディスクの容量不足についてアラートしてくれるのと、特定のディスクがダメになると差し替えるべきスロット(ディスク)を同じくアラートしてくれるらしいこと。そのどちらの場合にもディスクの換装はディスクを物理的に抜き差しするだけ。で、データの移動がどうのこうのというのは drobo 自体が勝手にやってくれるんだそうですヨ。さすが、社名の『Robotics』は伊達じゃないということです。
そんなわけでdroboに関して聞こえてくる情報からだととても優れた製品に感じられるし、流行ってても全然不思議じゃないと想われますが国内で購入するには相当高額な商品です。本日 2010/7/25 時点では 6万7千円ほどになっています(amazon 調べ)。これじゃ、ボクのサイフではなかなか手が出ません。が欲しい。どうしても。

というわけで、だったらいっその事、海外から輸入してみることにしてみました。


まず、購入は オンラインショッピングサイトB&H。B&H は米国 NYマンハッタンに居を構えるオンラインストアですが、グローバルに受注配送してくれて、日本へも対応してくれてます。 で、価格についてですが、B&H での drobo の正規販売価格は、$ 394.95。どういうわけだかわかりませんが 7月中は- $ 65.00 ディスカウントとなっており、これを加味した実売価格は$ 329.95 です。約 $ 330といえば、昨今のレートからすると、結構お得に購入できるのではないか!? ということで即決。ちなみに US$の円換算は、$330は何円検索をどうぞ。これを書いている本日時点で 2.88461538 万円らしいです。

ただ、個人輸入というとなんとなく購入手続きが面倒そうですし、保証なども良く判らないということで、壁を感じてしまいます。それに普通に面倒そう。でもですよ。結論から先に言うとめちゃくちゃ簡単でした。国内のオンラインショップで買い物するのとほとんどかわりない手続きで購入決済完了してしまいました。ローマ字で住所入力するのが、最も面倒だった、という程度のことです。はい。

購入までのステップとしては大きく3つ。
B&H の場合では、ひとまず氏名とメールアドレスでユーザー登録して、自身のアカウントを取得。
つぎは、他のオンラインショプと同様にお目当ての商品を選んで、カートへ追加。
最期は、おなじみの「カートの中身を見る」で決済画面へ行ってチェックアウト。決済の段階では、決済に関わる情報、例えば、請求先の氏名、住所、電話番号、メールアドレス、それから請求先住所と商品配送先住所の別を登録します。その後のステップでは当然クレジットカード番号を聞かれるので準備をどうぞ。今回ボクは VISA カードを使いましたが、もう難しいことは一切なしでした。クレジット・カードは VISA の他に、MasterCard、AmericanExpressも大丈夫みたいです。PayPalはUS国内だけみたいです、残念。その後さらに配送方法を選択、確定させるのですが、ボクは最も値段の安かった UPS にしてみました。コレも問題なしでした。いや、問題がないどころか、UPS の Webサイトから輸送ステータスのトラッキングがちゃんと出来ましたし、それになにより思ったよりも早く、そして配送予定日よりも1日早く手元に商品が届きました。7/21 の深夜の注文で 7/25の午前に到着でしたから、丸で4日ほど。国内での購入と遜色がない速度です。これは素晴らしい。
強いて注意が必要な点を挙げるなら、日本までの配送料金と関税ですかね。今回の場合 UPS の配送料は $ 81.20 がかかりました。これは日本円で 7,100円ほどというところです。ちょっと良い値段です。また輸入時の関税は、関税+消費税として合計700円程となりました。この関税は荷物受け取りの際に配達員へのお支払いとなります。
ということで、今回かかった費用をまとめると、商品価格 28,846円と配送料7,100円、それと税金700円。合計金額 36,646円ナリ。国内で買うよりは大分お得です、はい。

到着する荷物はなかなかの大きさです。箱の中にエアクッション、その中に箱、更にその中を開くとまた箱、その下に drobo 本体。これでもかの段ボール・マトリョーシカです。これなら長距離の配達でも、相当な事が無い限りは商品は安全です。それから、このマトリョーシカは、中の方がなかなかコジャレてます。
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で、なにより肝心の drobo の内容物一式は下の通りです。
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あわせて、drobo 本体以外の同梱物は B&H に記載があったので下に転載しておきます。

* Power Cord
* FireWire-800 Cable
* USB Cable
* Software Resource CD-ROM with Drobo Dashboard Application, Help Files, How-to Videos, and Electronic * Documentation
* User Guide
* Quick Start Card
* 1-Year Limited Warranty

http://www.bhphotovideo.com/c/product/570430-REG/Data_Robotics_DR04DD10_4_Bay_Drobo_Robotic_Storage.html

というわけで、とりあえずB&H でのお買い物は無事に完了しました。あーよかった。

Drobo FW800
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Data Robotics, Inc.
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