中国 Hanvon 社製 TouchPad B10 です。
メーカーによる製品詳細ページはここ。
http://www.hanvon.com/en/products/touchpad/touchpad_B10.html
残念ながら、偶々バッテリー切れに見舞われまして、動作しているのは体験できませんでした。そんな事情から、ただの箱、という側面からレポートすると、まぁ重い。重い。おもい。普通のノートPCと変わらないんじゃないかってくらいの印象です。About 900g。この重さが如何ばかりかということについて、ちょっと手がかりをばと調べてみますと。
iPad Wi-Fi + 3G モデルが 730g。それから、iPhone 4 が 137 g だそうです。ということは、iPad 1こに、iPhone4 1こをくっつけたくらいの重量ということになります。iPad(WI-Fiモデル) てだけでも重いというのに…。ちなみに、ノートPCを引き合いに出してみますと、HP社の 10.1インチモデル、HP Mini 110-3000 スタンダードモデル が約 1.23 kgだそうです。ふーん。
それからズッシリとしたその重量に加えて、手に取った感じですが、これがだいぶブ厚いです。体感的には iPad の2枚重ねくらいに届きそうな勢い。これも一応ちゃんとした数字を調べてみると、外寸は about 253mm x 168mm x 18mm(LxWxH)だそう。
かたや iPad の寸法を調べてみたら、242.8mm×189.7mm×13.4mm。アレレレ…身体で感じられたほどには大きな違いはないぞ(といっても 4mm違えば大分違いますけどね)。てことは、iPad の淵のほうが薄い作戦は結構功を奏しているのですな、など改めて認識させられました。
が、しかし、B10のこの重量、サイズとも無理からぬことでして、B10 は HDD容量が250Gもあるし、130 mega pixels のカメラ搭載だし、USB ソケットあるし、WIndows7 が動作する(のだそうです)。
もはや、ヒンジ以南キーボードを取っ払ったノートPC という状況です。つまりすなわちそれは俗にいうところのノートPC。誰向けなのか、何用なのか、判るような、わかんないような、フワっとしたポジショニングです。
ともかく、触れることができなくて残念でした。蛇足になりますが、ロゴの印象がLenovo と似てますよね。不思議と。