iPad 向け電子書籍リーダー App の i文庫HDです。
振り返ってみますと、2年も前に電子書籍リーダーの「stanza」をダウンロードして…まんまとそれっきりになっちゃっていたのですが、奇しくも仕事上の情報収集の必要に迫られたということに背を押されてのことではありますが、個人的にも電子書籍を読む意気込みを新たにしてみました。上の画は、本棚画面です。iPad デフォルト装備の iBooksとだいたい似たような印象です。
こちらの画は、見ての通りですが、読む際の画面イメージ。iPadを寝かすと見開き2ページ表示となり、立てると1ページ表示になります。画像中の作品はドストエフスキー「カラマゾフの兄弟」。この作品はi文庫ダウンロード時に既に内蔵されているものになります。この他にもたくさんの作品が最初っから収録されてます。ちなみに、内蔵書籍の一覧は、ここ(i文庫HD HP)で確認できます。
また、内蔵文庫や、青空文庫からの追加に限らず、個人所有の文書ファイルや画像ファイルも閲覧することができるそうですので、読書以外面で結構使い出がありそうですね。さらに、各種ファイルを取り込むのにあたり dropbox 経由が使えます。エクセレント。
こっちの画はiPhone 版のi文庫です。
デバイスの画面が小さいし、片方のページだけ表示だしなにか使いづらそうな危惧を持ってのダウンロードだった iPhone版ですが、これが案外良いです。まだ答えを出すのは早い気がしますし、最終的な評価は個人によるところだとは思いますが、個人的には iPhone版 i文庫 の方が読みやすさの点でも、いつでもどこでも読める実用性の点でも、操作性の点でも i文庫HD よりも上だと感じています。だって、出先だとポケットから出せるし、たとえば就寝前だとベッドの中やトイレに持ち込めるし、片手で読めるし、ね。しかもiPhone 版の方が価格も幾分か安いですから価格の面でも上。
ただし。写真や挿絵が多用されたコンテンツや、誌面レイアウトに凝ったようなコンテンツの場合には、当然iPad の方が好ましいだろうから、一概ではないんですけどね。
文庫本限定で i文庫(iPhone版)をオススメしたい。
iPhone版
iBunko – nagisa
iPad版
iBunkoHD – nagisa