NEC Aterm WM3500R について。

NEC Aterm WM3500R

iPadの発売を契機として、今年の7月に一度見直しをかけたモバイル通信です。10年7月まではイーモバイル、10年7月からはUQ WiMax。端末としてはビックカメラの URoad-7000 というのが昨日までの体制。
で、先に触れたNEC のWiMax通信製品、Aterm WM3500Rが昨日発売になったということで、早速有楽町ビックカメラへ。


なんでまた発売日にわざわざ…というかむしろいそいそとかについて触れておくと、URoad7000のバッテリーの継続時間に物足りなさをつのらせていたから。URoad7000だと、確か、メーカー発表が2.5時間程だったと記憶しており、実際使っている体感でも概ねそれくらいです。
個人的なことになっちゃいますが、ボクは喫茶店に長居する方、たとえば土日の午前中はずっと喫茶店にいる、なのでだいたいそこでバッテリーが干上がってしまうのです。その後が続かない、家に帰らなくちゃいけない、充電しなきゃいけないというのはなんとも無粋。かといって公衆無線LAN目当てにルノアールに場を移すってのも面倒。じゃ最初っからルノアール入ってろよってことではありますが。

で、話を元に戻して、というわけで今回迷いなくWM3500Rを買い増した理由は、とりもなおさずバッテリー目当て。WM3500R は、真偽の程の検証はこれからではありますが、メーカー発表によるとバッテリーの持続が8時間ということ。この公称の通りの実力ならば、URoad-7000と比較して軽く2倍以上約3倍近くとなる大躍進です。でもって、我々の普段の生活の中で測るならば約1/3日もの間、もっといえば職場で過ごす時間丸ごと分を、このWM3500R一本で乗り切ってしまうことが可能なのです。すごいな、そんなに働きたくないな。

バッテリー持続以外に購入を即決できた補助的な理由としては、WM3500Rの外寸。上の写真で推し量ってもらえると思うのですが、従来ボクがお世話になってきたUroad-7000とあるいはiPhone4と概ね変わらないサイズであることが挙げられます。同じサイズでバッテリー持続時間が約2.5倍なら、もう買い増ししない理由がないというものです。

さらにもう一つ補助的な理由。UQ WiMax の契約では、複数の通信機器を 1契約に紐づけて使用することが許されています。たとえばボクの場合でいうと、新しく買ったWM3500R を親機として契約。これに紐づく子機として、URoad-7000を申請することでどちらの機器も使用することが可能になります(親機・子機の同時接続はダメです)。手元でダブつく従来機を子機ゴミにしなくて済むというのは、案外新契約の後押しになります。
子機追加の契約にはほんの少しお金がかかるらしいですが、そこをおしてこれをすると WM3500Rのバッテリー持続8時間に URoad-7000 の 2.5時間が加わり、合計の通信可能時間を10.5時間とすることができます。ま、もっとも、8時間を越える利用をするタイミングは普段はあまりないと踏んでおりますので、常に2台を持ち歩くというタイプの用途よりも、それぞれを外出機と自宅機と位置づけた運用が現実的なところと考えています。この辺は運用しながら答え探しです。

というわけで、iPadのバッテリー持続とだいたい同等の WiMax 通信機を手に入れ、通信の必要が多いときも、外出が長い日にも、公衆無線LANがみつからないときにも、何かと強気で挑めそうです。なんとも頼もしい限り。

専用クレードルもあるみたいだけど、どうしようかお悩み中です。
AtermWM3500R用 クレードル PA-WM02C