WiMaxモバイルルーター NEC AtermWM3500R 使用開始にともない、通信速度を計測してみましたよ。

計測対象の機器は、WiMaxモバイルルーター AtermWM3500R、同じくWiMaxモバイルルーター URoad-7000、それから自宅のADSL無線LANの3種。計測場所は自宅(幸いUQ WiMax圏内)の窓辺。通信機器の置き場所は同一。通信速度の計測方法は、iPad + SpeedtestX HD。
そんなような条件下でレッツ・テスト。

まずはテスト結果から。


NEC Aterm WM3500R(UQ WiMax)
Download: 784.07Kbps
Upload: 1725.77Kbps

URoad-7000(UQ WiMax)
Download: 2714.38Kbps
Upload: 611.36Kbps

自宅の無線LAN (ADSL)
Download: 658.42Kbps
Upload: 811.39Kbps

それぞれの通信速度計測結果はご覧の通りです。
ダウンロード速度が最も速かったURoad-7000、次いでWM3500R、一番遅いのがADSL無線LANとなりました。
ご愛嬌で計測した自宅のADSL無線LANの遅いっぷりは一旦後に回すとして、UQ WiMax の2機種について。数回交互にテストを繰り返したのですが、何度やっても WM3500R が今ひとつダウンロード速度で良い数字が出ないんですよね。数回やって700Kb台をウロウロって感じでした。URoad-7000 の方も何度か繰り返し計測しましたが、こちらはコンスタントに1〜2Mb台を出すんですよねぇ。安易に結論づけるつもりは毛頭ありませんが、WM3500R はURoad-7000の 1/2 〜 1/3 程度のダウンロード速度しか出ないという、ちょっと腑に落ちない結果。んー。

WM3500R がダウンロード速度の部分で結果がふるわない反面、アップロード速度については断トツで速かったのも興味深いです。これっていったいどういうことなんだろう?

計測以前は、URoad-7000 も WM3500R もどちらも同じ UQ WiMax 網、場所もまったく一緒なので、だいたい同じような通信スピードを期待していたのですが、意外とそうでもないものなんですね。
結果が語っているのでその通りに理解はしますが、でもその差が出てしまう原因というのはいったい何なんだろうかと興味が涌いてきます。例えば通信機器の機種によって、あるいは機器の個体差によってダウンロード速度に違いがでるものなのかな。或はソフトウェアの面で何かしら違いがあるのか、はたまたWM3500R の今後のファームウェア・アップデートなどによって改善が期待できるのか。などを気にしつつ暫くは様子を見てみようと思います。

ともあれ、この結果を受けてより一層 URoad-7000 が手放し難くなっちゃったな。それから、自宅ADSLの存在意義がかなり怪しくなってまいりました。少々勇気が要りますが、ADSL契約解約の検討に入ろうかしらん。

シンセイコーポレーション DIS mobile WiMAX接続専用 WiMAXデータ通信Wi-Fiモバイルルータ Uroad-7000SS/DM
シンセイコーポレーション DIS mobile WiMAX接続専用 WiMAXデータ通信Wi-Fiモバイルルータ Uroad-7000SS/DM