URoad7000 と AtermWM3500R との2台・2契約体制で構えていた ボクのWiMAX環境ですが、そろそろ2契約の内一方を解約して一本化しようではないか、と思いまして重いおもい腰を上げて実行いたしました。昨晩のこと。

元々、年縛りとかいうバカナンセンスなことを契約条件に掲げないボクらにフレンドリーな WiMAX ですが、それだけにとどまらず1回線の契約に対して複数台の WiMAX 機器を紐づけ、いわば1契約-2台(親機・子機)体制を認めてくれています。スバラシイ。
この WiMAX 機器追加サービス何が良いって、1回線の料金契約に追加料金月額200円/台をすることで、1回線あたり複数台のWiMAX機器を利用できること。つまりなかなかお安いということ。この機器追加サービスの名称は「デバイス+プラス」。

「デバイス+プラス」を利用することで想定できそうなメリットとしては、たとえばWiMAX機器のバッテリー容量に課題を感じてる場合2台以上のWiMAX機器を持っていれば機器をスイッチすることで対応できるようになるとか。たとえばWiMAX機器を自宅据え置き用を子機に、外出用を親機に設定しておくことで自宅子機つけっぱなし&外出先での接続優先が実現できて1回線を無駄なく使えるようになるとか。そんな感じですかね。料金契約を1回線に集約できるので、コスト的に有利であることはいわずもがな。

というわけで手持ち2台の機器があるボクとしては「デバイス+プラス」を使わない手はないということでやってみました。上手く行きました。申し込みから完了までの手順はこうでした。の報告です。

0. 最初の最初。デバイスプラス申し込み環境について
* WiMAX機器は、URoad7000と、AtermWM3500R の2台。
* 料金契約は2回線の契約で、いずれもBIC WiMAX Serviceとしての契約。
* 解約はAtermWM3500Rに紐づいた回線契約。
* デバイスプラスはURoad7000側回線へAtermWM3500Rを追加。
* 追加後の設定は、親機AtermWM3500R、子機URoad7000。
* デバイスプラスの申し込み手続きにつかったPC環境はmacbook air。ブラウザはSafari。

1. まずは解約の手続き
契約の状態に応じて、より不利なほうの契約を解約します。僕の場合は、7月に契約した回線を生かして、11月に追加した契約を解約。年内中に解約しておくと、違約金が発生しませんので、そうしました。

* まず店頭で貰った契約書類(僕の場合はビックカメラでのBic WiMAX Serviceの契約書)を用意
* 重要事項説明書の「契約後の内容変更/解約欄」にあるサポートセンターへ電話
* 解約の旨を伝える
* (郵送物を送る手続きになるので)解約申請の用紙の到着を待つ
* 解約申請の用紙を受け取ったら、必要事項を記入して返送

2. 解約手続きの進捗
解約申請の用紙を返送してから概ね2、3日中に手続き完了しました。が、電話やメールやウェブフォーム経由の遣り取りに慣れすぎてしまっているのか、郵送での遣り取りというのは投函後の持ち時間が不安ですね。特に月跨ぎであったり、違約金発生の条件を跨いだりするときには。

* 「料金契約解除受付完了のご案内」というタイトルの電子メールを受け取ります。
* (僕の場合上のメールの翌日に)「料金契約の解除手続き完了のご案内」の電子メールを受け取ります。

3. 解約完了の確認
待ちに待った繋がらない状態の確認です。なぜ、待ちに待つかというと繋がらない状態にならないと機器追加申し込みを行う「WiMAX統合ポータル」へアクセスできないため。いったい全体「WiMAX統合ポータル」というのが何者なのか、お忘れの方も多いことでしょう。

* 上で解除手続きが完了した機器を起動して、何かしらウェブへアクセスしてみます。
* 繋がらないことを確認します。

4. 機器追加の手続き
本来だと、残している方の回線契約のマイページあたりから、機器の追加が出来るとより自然かなぁと思うのですが、(BIC WiMAXの場合には)そうではなく、解約後の機器を経由したアクセスで「WiMAX統合ポータル」へ繋ぐことで申し込みをします。解除後端末でアクセスするってのはなんか違和感だけど、初期のアクティベーションもそうなのでそういうもんだと信じて実行。

* 契約解除後の機器(ここでは AtermWM3500R)を起動して、PC(ここではMac)をWi-Fi接続。
* ブラウザ(ここではSafari)を起動。
* http: //web.setup/ へアクセス(機器毎かもしれないので、取説確認してください。)
* 「Webウィザード」が開きます
* 「Webウィザード」から契約処理を開始
* 別ウィンドウで「WiMAX統合ポータル」が立ち上がります
* 表記の「WiMAX通信サービス提供企業一覧」からサービスを選択(ここでは「BIC WiMAX SERVICE (株式会社 ラネット)」)
* 表記から、「料金契約・WiMAX搭載機器照会/追加」を選択
* 当該サービスのログイン画面が表示されますので、解除していない方の保有のBIC WiMAX のアカウントでログイン
* 表記から、「(2)WiMax搭載機器の追加」を選択
* 表記から、「機器管理名称(ニックネーム)(任意)」欄を入力して「次へ」ボタン
* 「WiMAX搭載機器追加(確認)」画面で、「追加する」ボタン
* 表記の「認証情報書き込み状況の確認(別ウインドウを開きます)」リンクをクリック
* ポップアップウィンドウが開いて、認証情報書き込みが開始されるので、5分ほど待つ。
* ポップアップウィンドウに「書き込み完了しました」のメッセージ表示
* 元のウィンドウの「閉じる」ボタン
* サインアップ完了
* サファリを終了
* (とりあえず、おつかれさまでした)

5. 機器追加の確認
無事サインアップが完了したら、すぐさま電子メールで完了の連絡がやってきます。やっぱり確認が取れるのって早いと嬉しいですね。

* 「WiMAX搭載機器追加受け付け完了のご案内」というタイトルの電子メールを受け取ります。
* 追加したWiMAX機器を経由して、再び http: //web.setup/ にアクセス(機器毎かもしれないので、取説確認してください)
* 「クイック設定」の「接続状態」から「インターネット利用可能」を確認。

6. 機器追加後の契約状況の確認
機器追加の確認が取れた時点で、喜び勇んで http://yahoo .co.jp とか、無駄に飛んでみても良いのですがここはひとつ大人な風情で契約がどうなっているのかの方を先に確認してみます。

* Bic wimax service のウェブサイトへ http: //www.bic-ws.net/
* 右肩にある「マイページログイン」から、マイページへログイン
* 「ご契約内容」タブを押下
* 「機器契約情報紹介/変更」ボタンを押下
* 「機器契約情報照会」ボタンを押下
* 「機器契約情報一覧」リスト中に、機器(ここではAtermWM3500R)が追加されていることを確認します。

7. 機器の接続優先度の設定変更
契約状況を確認しがてら、折角だから、機器の接続優先度も設定してしまいます。ここまで終えてしまえば永かった変更手続きはオシマイです。

* (上の続きで、マイページ内の)各機器表示テーブル下に設置のの「機器契約情報変更」ボタンを押下
* 「WiMAX接続優先度」欄のプルダウンから 「高い」「標準」「低い」 のいずれかを設定(ここでは「高い」を選択設定)
* 「次へ」ボタンを押下
* 「変更する」ボタンを押下で変更を確定します
* 同じ手順で、もう一方の機器の優先度設定も行います。(ここでは「低い」を選択設定)
* 以降、設定の変更は何度でも自由にできます。
* 優先度設定を変更する毎に「BIC WiMAX SERVICE お客様サポートセンター」から、変更内容の電子メールが届きます。

8. 終わり。
長くなりましたが、以上が 1回線解約から、デバイスプラス設定までの一連の手続きです。本当のおつかれさまでした。
こうやって文章にすると大分長々と見えてしまいますが、契約解除完了のメールを起点として機器の追加手続き完了までの所要時間は、試行錯誤しつつもだいたい1時間ほどでした。

これで、今日からシアワセになれました。ありがとう『デバイス+プラス』。

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