NEC AtermWM3500R のファームウェアアップデートです。
今回のアップデートver.1.1.0は、スマートフォンユーザには福音となりそうですから、思い当たるヒトは是非アップデートすることをオススメしたい。
まずは、変更内容を下に転記します。
WM3500Rファームウェア Ver1.1.0 (2010/12/24)
1. ESS-IDステルス機能に対応しました。
2. クイック設定Webの画面において、電池残量表示が非常に低く表示される場合がある件に対処しました。
3. 自動省電力機能(※1)を無効にする設定を追加しました。
4. スマートフォン(iPhone、iPadなど)のスループットを改善(※2)しました。
※1 WiMAX・無線LAN通信をしていない場合、自動的に電源をオフにする機能。
自動省電力設定を使用しない場合は、クイック設定Webの[ECO設定]の[自動省電力設定]において、[無通信時間]を「0分」と入力してください。
※2 初期設定では、無線LAN端末(子機)との通信速度を優先する設定になっており、無線LAN端末(子機)のバッテリー消費が早くなる場合があります。
バッテリーの動作時間を優先する場合は、クイック設定Webの[無線LAN設定]の[高度な設定を表示]をクリックして、[無線LAN端末(子機)との通信方法]を[省電力優先]にしてください。
http://121ware.com/product/atermstation/verup/wimax/wm3500r_fw.html
以前このブログでAtermWM3500R がなんか遅いって趣旨の記事を書いたのですが、今回のアップデートで改善が見込めると言ってよさそうです。ボクの個人的な環境によるのであまり当てにはならないと捉えてほしいのですが、劇的な変化が確認できましたからデータを下に。
* バージョンアップ前ダウンロード:784.07Kbps(前の記事から)
* バージョンアップ後ダウンロード:5.34 Mbps
まぁ、計測の日付から時間から違うので比較するのは宜しくないと思います。なので本情報の確からしさは低く見積もってもらうとしても、でも少なくとも同じ場所(自宅)での計測結果ですからまずまずの結果でしょと個人的には感じてます。また、短時間の内ではありますが、数回の計測にわたって概ね安定した結果を出していることから、やはり今回のファームウェアアップデートの効能として良いんではないですかね、と。ちなみに計測は iPhone とiPad のそれぞれで行いましたが、双方とも同程度の向上が確認できました。
これでようやくWiMAX 本来の通信速度を得ることができそうです。ま、そもそもそういうつもりでWiMAXを選択してるわけなので当然と言えば当然なことではありますが。これまでの間モッサリ通信だったのを堪えてきた分だけ、その反動でとても嬉しい。
持ってるヒトは是非アップデートしてください。コレから買うヒトは即アップデートしましょう。