もくもく村のけんちゃん for iPadです。

もくもく村のけんちゃん for iPad
けんちゃん、決心の図。


すわ「もくもく村のけんちゃん for iPad」ですよ。こうやって文字にしてみると、なんたる響きかと、改めて感慨深い。知らないヒトも多いと思いますが、もくもく村のけんちゃんは、30年も前のブリタニカの英語教材として、カセットテープ+木枠の紙芝居の体裁で提供されていました。きっと安くはなかったと思うのですが、幸いなことに子供だったボクの家にはこれがあって、当時鍵っ子(て、今言うのかな?)で読み聴かせてくれる親も忙しくて留守がちだったボクの一人遊び必須アイテムだった逸品です。この紙芝居型英語教材が、時代を超えて平成の世に、iPad コンテンツとして復活です。

本当に感慨深い。もし「もくもく村のけんちゃん」を知っているなら、単に懐かしむだけの意味でだけでもダウンロードしてみることをお勧めします。いや、ただ単に懐かしいねー!って一騒ぎするってだけなんですけども。
たかだか懐かしむだけのそれが、ちょっと良い紙使った雑誌一冊くらいの価格で販売されているのですから、決して悪くはないハズ。またきっと当時は、ずいぶん高価な教材だっただろうから、そういう意味でもなおさら悪くないはずです。
それから実用(?)の面から言っても、ダウンロードして使ってみて、読み上げ型の紙芝居コンテンツがiPadに結構似合ってます。もう他の iPad コンテンツも紙芝居スタイルで良いんでね?って思えます。

肝心の「もくもく村のけんちゃん for iPad」コンテンツに目を向けますと。まず子供だった当時には全く気がつけなかったことが、大人になると解ることもあります。最たる例が、この「もくもく村のけんちゃん for iPad」のけんちゃんの声が、どうも誰かに似ているなぁ…はて…と、記憶をくすぐります。試しにwikipedia を調べてみたらなんと! けんちゃんの声がのび太。そう「ドラえもん」の野比のび太。どちらも小原乃梨子さんという方。きっと当時、「ドラえもん」も「もくもく村のけんちゃん」も同時に観ていただろうに、どちらも大好きだっただろうに、当時は全く気がつきませんでした。いかに純真だったことか。

というわけで、ボクは懐かしさもあいまって案の定エキサイトして楽しむことができました。

今回の「もくもく村」復刻によって期待が煽られるさらなる復刻です。個人的にはサイケデリックでおどろおどろしい画が印象的だった「マコとガコの冒険」シリーズをお願いしたい。もちろん for iPad で。

モクモク村のけんちゃん for iPad – Ea, Inc.
モクモク村のけんちゃん for iPad - Ea, Inc.