iPad のGoogle リーダークライアントアプリ、ReadPad『森へ』です。

wired の gadget lab でも紹介されていて、キビキビ感がreeder に匹敵かそれ以上だ、っていうニュアンスで書かれています。
Hands-On with ReadPad for iPad: Better Than Reeder?

その軽快さがどんなもんなのか興味があったので、ボクも試しにダウンロードして使ってみました。


その結果、実際動作機敏に偽りなし。特にGoogle リーダーのとの通信が(何故かは知らないけど、またそんな筈があるのかどうか判らないけど)非常に軽快です。この部分の軽快さに限っては、reeder よりほんの少しだけ優れているといって良いかもしれません。ま、体感なのであまりあてにしないで欲しいけど。

次に確認しておきたいのが、昨今のRSS クライアントで肝心の外部共有サービス連携です。

上にある通りですが、Delicious, Facebook, GoogleReader, Instapaper, Pinboard, RIL, Tumblr, Twitter。ひとまずこれくらいあればあらかた何とかなりますよね。これもReeder にひけをとることなく、十分なんではないでしょうか。

画面の見た目や、レイアウト、UIや、これに基づく操作感については、ひとそれぞれですからここでは割愛しますが、ボクはちょっとだけ好みでないです。特にメインの記事表示のパーツが左右にスライドするようになっている部分がちょっとナ。
でも、こういうことは本当に好みですから、悪いということではないというのだけご理解ください。

んで。ここまであえて触れぬように綴ってきましたが、もういい加減、核心について。

このアプリの名称について。えぇ、見るかぎり間違いなく『森へ』として、iTunes ストアへ登録されています。そして、iPad 上のアイコンもご覧の通りです。
森へ – geetouch

このアプリ名称について、おそらくまだ開発者からの説明は無いと思われます。コレに至った経緯、意図ともに、勿論ボクなんかには不明です。もしかしたら翻訳が間違えたか(でも、まともな翻訳なら間違いようがないと思うんですけどね)、あるいはもっとケアレスなコピペミスみたいなことがあったのか。なんだか心配になっちゃいます。だって、Google リーダーを凄く快適に読むためにガンバって開発したiPad アプリです。対立する名称候補たちもたくさんあったことでしょう。それらを退けて、更にはもしかしたら商標の登録を経て、よりにもよって『森へ』に落ち着いたりするものですか、と。はたまたiTunes 側での登録時のミスということもあり得るでしょうか? ちなみに、本来のあるべき名称は『ReadPad』です。

アプリそのものは本当に(いや本当にだよ)良く出来ているだけに、この『森へ』の為に販売に悪い影響が出ないといいけど。そして早く修正されるといいのだけど。

森へ – geetouch
森へ - geetouch