ちょっとしたことで、唐突に「広辞苑」が欲しくなりまして。
近年ではgoo辞書とかwikipedia とかのネットで調べる脊髄反射行為がボクにとっての主流になってからだいぶ久しく、分厚い辞書や辞典をこの手でペラリペラリ捲ったのはもう学生の頃の遠い記憶。たいして遠くないけどナ。
なんにつけ、この齢になってくると自分に語彙が備わってないことにちょくちょく不便を感じるようになってきたこと。それから語の意味を取り違えて理解してることが年に二、三あるようなことがある気がします。これは間違って使いつづけたら、なかなか恥ずかしいですからね。要注意ですよ。
といったことの次第で、「アレ、これ。広辞苑必要じゃない?」ってことです。ただし、あの分厚い印刷物を所有するのはなんか不動産活用上とても非効率ですし、地震で棚から落っこちたりしたら打撲じゃ済まない気がしますから、書籍版は是非とも避けたいところです。でもって一寸考えてみたら、iPhone 版があるんじゃないだろうということに気がつきました。それから、オンライン 有料会員とかもありそうですよね。あとは定番の電子辞書といったところも選択肢になりそう。
まずは iPhone App Store を覗いてみたら、やっぱり販売していました。iPhone 版広辞苑第六版。
広辞苑第六版─動画・画像・音声付き – ロゴヴィスタ株式会社
いつでもどこでも広辞苑を活用できるという意味で iPhone アプリ版は非常に魅力的。ただし、App にしてはお値段がそれなりです。ちょっとたじろぐ ¥8,500。なかなかのものですなぁ。
お値段についての基準を探るべく、書籍版の方をアマゾンで見てみる事にします。
通常版が8,400円。
広辞苑 第六版 (普通版)
DVD-ROM版が10,500円。
広辞苑 第六版 DVD-ROM版
そんな感じです。iPhone アプリ版のお値段は上に挙げた通りですからだいたい広辞苑通常版と同等の金額設定ということになります。販売価格の付け方としては間違っちゃいないみたいです。アップルに三割程マージンを支払う必要があるだろうけど。ええ。
残りの候補は電子辞書ですね。電子辞書は、本の方の通常版を買うよりは持ち運びの面と置き場所の面とで有利だし、キーボードがついていて検索が楽そう。かといってiPhone ほど常に身近という訳でもなく、なにやら書籍版とiPhone 版との中間的な立ち位置という気がします。よく言えばバランス良さそう。具体的な商品はこの辺か。
SII ポケット電子辞書 SR610 広辞苑第6版 50音配列 漢字検索
この商品は広辞苑にコンテンツを絞り込んだ電子辞書みたいです。で、お値段は9,000円弱。
んー。どれ選ぶと最もシアワセになるんだろうね。
iPhone 版にトライしようかなと思いつつ、でもそれなりに容量を食うんだろうなとか少々悩む。