4/7 床につく頃合いに、大きな余震がありました。
3/11のあの日以降最大の余震であった事は、報道を見ずとも、身体で判るほどの揺れでした。3/11の日は日中の出来事で出先で揺れに戦くことになりました。帰宅後には自宅の落下物による荒れ具合にもう一度戦くことになるわけですが。
今回の余震は夜ということで、自宅にいる油断した時間帯。テレビの緊急速報のしばらく後に、僅かな揺れが起こり徐々に徐々にその揺れの勢いを増してゆきました。出入りを確保すべくベランダの戸を開け、ガスの元栓を締めるためにキッチンへ向かう頃には、棚の上の電子レンジが重しになって揺れを増幅してゆくさまに、本当は嫌なんだけど、向き合い、家ならではの恐ろしさも確と経験に刻まれることになりました。
原発のことが頭を過ったけど、被災地の方の津波再来のことも頭を過ったけど、何かあったらdroboを持ち出す作戦のことは丸っきり抜け落ちていました。そんなもんだよね、いざって時の処理能力なんて。
3/11以降は、上の写真にあるとおり大きな揺れが来ても平気なように、重いものや精密なもの、それにあたかも倒れそうなものは、なるべく低いとろへ降ろすように注意して暮らしています。
いまとなっては、高い場所に重いものを乗せて、幾許の不安も抱かず当たり前に暮らしていた普通の日々が、バカに暢気に思えてきます。嫁に逃げられた男みたいな言い分ですが。
ちなみに、面倒な上げ下ろしなどせずとも、こんな地震対策製品があります。それと、キーボードとマウスがbluetoothだとデスクトップ機の移動がラクだったりします。
