スラッシュドットの下の記事から。

ロボットが自らロボット言語を作り出すことに成功 | slashdot

認知心理学の世界でのコンピューターの中でのシミュレーションは触れたことがありますが、物体としてのロボットが実際に言語を作りコミュニケーションを果たしている様は、相当センセーショナルです。(ねえところでフェイクじゃないよね?)

Youtube に掲載の動画「Lingodroids playing a location language game」は下に。

この動画を見てると『2001年 宇宙の旅』のHAL 9000のことが想起されました。彼女の場合には、人間の言語を理解してましたが、Lingodroid たちはロボット同士の言語での会話。さしずめロボット語です。人間である僕たちの耳には意味を為さないだけに、ミステリアスです。
痛みも無く、空腹も無く、得も、損も、ウソも、告白も、種の保存も(…まだ)無い彼らが独自の言語で会話を深めて、新たな言語を創造してゆくその先に、いったいどんな言語体系とコミュニケーションと思想(?)が構成されるのか…見てみたいような、恐ろしいような。

まるでサイエンス・フィクションの世界です。(フェイクじゃなければ、だけどね)


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