docomo の2011 夏モデル発表の中に含まれていた、データ通信専用のモバイル・ルーター2機種のことが少々気になります。

docomo Xi
http://www.nttdocomo.co.jp/xi/index.html

2機種はそれぞれ、L-09C と BF-01C。前者が 8 時間駆動、後者が 6 時間駆動のバッテリーを備えていることはもちろん魅力。ですが、それにもまして気になるのが “Xi(クロッシィ)”と呼ばれるLTE 通信サービス。

LTE というのはボクには耳慣れない言葉です。ドコモのサイトによると、下の通りらしいです。

Long Term Evolutionの略。
LTEは当初、ドコモがSuper3Gの名称で提唱したものです。 これは将来の第4世代移動通信、4Gをスムーズに導入できるように、
先ず3Gを大きく発展させようというコンセプトとして提唱されました。
このコンセプトに世界各国の通信事業者、ベンダが賛同し、
国際標準化団体3GPPでの検討が提案されました。
その後、LTEの名称で国際標準化が進められ、
現在、世界中の通信事業者が導入を予定しています。

http://www.nttdocomo.co.jp/xi/index.html
判ったような判らないようなですが、そういうことらしいです。はい。

で。上に挙げたL-09C と BF-01C の2機種ではこのLTE 通信サービスが利用できるということで、受信時 37.5Mbps、送信時 12.5Mbps の高速通信の恩恵に預かることができる予定だそう。UQ WiMAX では下り最大40Mbps、上り最大10Mbps ということが唄われているので、概ね同等程度の通信速度ということがいえそうです。L-09C と BF-01C の2機種では、この高速通信のLTE 通信の接続に加えて FOMAハイスピード 網が利用できる仕様になっているみたいです。FOMA の場合には、受信時最大 7.2Mbps/送信時最大 5.7Mbps。

ということは、です。都心部にいるときにはXi の高速通信の恩恵に浴しつつ、方や日本国中どこにいてもだいたいにおいて通信圏外ということが無い感じのイメージでいいのかなと想像されます。想像ですけど。

ボクは今ほとんど都内にしかいないし、WiMAX を利用しててそんなに不満は無いけど、WiMAX は屋内はやや苦手なのは体験してるし、WiMAX のアンテナが3本(?)立つことは殆ど無いし、通信速度も40Mbps の半分ををはじき出したことは無いはずです。その上で、不便を感じることはたまにあるけど不満ではないと言っている訳です。

慎ましい考えを刷新してくれるサービスを、Xi には期待してみたいところです。
上記の各製品は 6 月以降の順次発売を予定しているみたいです。ただし! 2年縛りがなぁぁぁ。


BUFFALO ポータブルWiFiルーター Portable Wi-Fi DWR-PG