Beavis and Butt-Head(ビーバス・アンド・バットヘッド)のDVDです。
高校生くらいのころになりますかね。90年代中盤から後半頃のMTV ブームに乗っかって知ったテレビアニメ史上おそらく最もクズな二人組、ビーバスとバットヘッドのDVDボックスです。当時好きだった人もずいぶん多いんじゃないかと思います。もちろんボクは大好きでした。
時たまアニメを見かけたということ以上のアニメに関する情報をこれまで持つことはなかったのですが、今回DVD を手にしたことですし改めて wikipedia を眺めてみますよ、と。
BEAVIS AND BUTT-HEAD|wikipedia
ひとまず、物語の概要や舞台設定は下記のようなことになっていたらしいです。
アメリカ合衆国の架空都市ハイランドを舞台に繰り広げられ、ビーバスとバットヘッドの2人の少年による喜劇である。物語は、一回15分の一話完結型で進められ、回をまたがって話が展開することがない。また、ほとんどの登場人物は原作者のマイク・ジャッジによるアフレコである。MTVにPV出演するミュージシャンをビーバス(BEAVIS)とバットヘッド(BUTT-HEAD)がPV放映の最中にPV内容の賛否を独断で誉めたてたり、逆にビーバス達の気に入らない音楽は、反応が無かったり、面白くないと一蹴する毒舌スタイルが繰り広がれる。放送当時は、この様な手法が斬新であり、全米での人気と非難を浴びた理由の一つでもある。
BEAVIS AND BUTT-HEAD|wikipedia
作品概要としては、そういうことらしいです。はい。で、今回 DVD を視てて改めて疑問に感じられたことが、ビーバスとバットヘッドはそれぞれ何歳設定なのか? この疑問に関しても同ページ内に回答が記されています。
“HIGHLAND HIGH SCHOOL”の8年生(日本で言う中2)、14歳。
BEAVIS AND BUTT-HEAD|wikipedia
なるほどー。やっぱりかー。思春期の恥ずかし思想の発症時期は万国共通なんだなぁ。
ビーバスとバットヘッドの二人以外の登場人物たちも、それぞれが一癖あってなかなか味わい深いです。例えばピース(ヒッピー)な担任のデイビッド・ヴァン・ドリーセンに、いかにも軍経験者の体育教師のバズカットなど。適度に一般化された個性が、雑な物語を彩ってたりして、アメリカンなムードを醸してます。
全編を通じて可愛さ、優しさ、意義深さとは完全に縁切りしたような内容となっていますので、(視聴する側の)己の精神に十二分なゆとりがあってそれなりにタフを自任できる時期に、気怠い感じで流すとよいんではないかと思います。
ボンヨヨヨ〜ン。