乗り始めてからはや2年にもなろうかという小径車、Bruno。

dixna

2年近くに渡って薄々感づいていたことではありますが、この自転車、少々ハンドルが遠い。
ハンドルが遠い原因としては、当然のことながらサドル位置が影響しています。

自転車の車体を側面から眺めたとき、サドルの芯にあたるシートポストが斜め後方寄りに傾いているため、サドルを上へ引き上げるほど自動的にサドルの位置がハンドルから離れて後輪側へ寄っていってしまうことになります。なので、サドルの高さを股下にスキッと合わせるようにセッティングして乗ろうとすると当然腰は後輪側へいくはめになります。で、結果としてハンドルが、というかブレーキレバーやシフトレバーが遠のくということにならざるを得ません。

まあスポーツで乗っている訳じゃないから、そんな程度のちょっとした不満の一つや二つくらいそのまま誤摩化してい一向構わないわけですが、あまり長くやってるとなんだか腰を痛めそうだなあと危惧を持ったこともあり今回思い切ってハンドルステムの交換を決断しました。

元々本体購入時から備えられていた純正ステムはの長さは 80mm だったそう。店のスタッフによると。今回これを全力で短い 50mm のステムへ変更です。写真のが交換後の状態。このパーツ交換によって、ハンドルと、ブレーキ・レバーと、シフト・レバーが一斉に 3cm 程ボク側に寄せることに成功しました。

肝心の乗り心地は、見事、改善しました。長いステムだとシフトチェンジ時には、シフトレバーに指をかけるため、気持ち程度サドル上でお尻を前方へ滑らせるようなところがあったのですが、これがなくなりました。だって届いてるからね。こうやって書いているとなんてことないですが、変化はちょっとばかり劇的でした。特に、シフトチェンジとブレーキへの心理的な億劫さが解消されました。それでこその Shimano 搭載です。はい。
もちろん心理的負荷軽減云々だけではなく、主旨であった乗車時の姿勢の方も改善しました。腰にかかる負荷が減ることを強く予感させるそういう姿勢を取ることができるようになった気がします。

また機能的な向上だけでは食い足りないので、クランプ・キャップを黒から赤へ変更してみました。そういう楽しみも大切です。


ディズナ リッジラインステム 6°/84°パールホワイトボディ[クランプキャップ無] 90mm