ボクはだいたいの場合、小説は風呂に浸かりながら読みます。

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小説でない読み物もそうだけど、特に小説に関しては風呂に限ると思ってます。理由は明快。リビングでの読書は、テレビの音がうるさいのと、小娘がうるさいのと両方あります。ベッドルームは、寝ちゃう。というわけで風呂が最も静かで落ち着いた読書向きの空間となります。

浴槽に浸かって読むのは心地がいいし、ぼせてくるから自然と30分くらいで切り上げることができます。そして読み終えた本をタオルに包んで洗濯前の汚れ物入れの上にポーンと放リ投げてから全身をシャワーで流すという一連の動作が、身体にしみています。

こないだこの癖のせいで、海辺のカフカ(下)を洗濯物と一緒に洗濯機に放り込んでしまうという事故を引き起こしてしまいました。洗濯物に撒き散らかされた大量の紙片、跡形ない文庫本。もちろん衣類はゴミだらけとなっていて洗い直しです。

そのうちやるよねと思ってはいましたが、汚れ物の上に本を置くなんて、なんだってなんとも事故の伏線を自らはるような馬鹿な癖を身につけたもんだろうかとあきれますね。はあ。

もちろん2冊目の海辺のカフカ(下)を手配しました。



海辺のカフカ (下) (新潮文庫)