iMac (20-inch Mid 2007) をリストア中です。
リストアとはいっても、2007年同梱のOSは確か Leopard。なにもそこまで馬鹿正直に出荷時状態を目指す必要はありませんので、別途入手の SnowLeopard DVDでのリストアです。
今回リストアにあたってチャレンジしたのが、ディスク・ユーティリティを使ってのディスクのフォーマット。
セキュリティオプションの設定を、35回もの回数ハードディスクへ「0」を書き込んでフォーマットするという、なんとも難儀なフォーマット方法です。これにはとても長い時間がかかりました。
というのも、容量 250Gb の内蔵ハードディスクに対して1回、0を書き込むフォーマット作業が、時間にして概ね1時間ほどでした。ここから類推すると35時間かかることになりますし、実際2日近くの間フォーマットし続けることになりました。
処理の所要時間からすると歓迎しかねるフォーマット方法ですが、情報セキュリティ的には良しと信じてます。
このフォーマットのほかにもう一つトライしたのが、購入時状態の再現。買って直ぐのiMac は電源プラグを差し込んで起動ボタンを押すと、「welcome!」とか「歓迎!」とか「ニーハオ」とか演出用のムービーがいのいちばんに再生されるようになっています。記憶にあるひとも多いでしょう。この状態を再現したくてちょっと今回の OS インストールはに苦労を伴いました。
苦労の結果、一応この目論みは成功しました。そのやり方は原始的かつ勘頼みで発見した方法です。(つまり人様へ推奨できるようなものではないという意味ですけども)
まずDVDから起動して普通にインストールのプロセスに入ります。すると序盤でDVDからデータの読み込みを開始します。この読み込みを終えて後、画面上で言語設定「日本語」を選ばされる段階がやってきます。この段階で インストール用DVD をiMacからイジェクトしてしまって、なおかつiMacを主電源から終了させてしまうという感じです。
そうすると、iMacを改めて起動したときに「ニーハオ」云々のムービーからインストールの手順が開始となります。
なんでまた、わざわざこんな煩わしいことにトライしているかというと、iMac では、というかSnowLeopardでは、初期インストールの段からApple IDなど持ち主にまつわる情報や、マシン設定、ネットワーク設定だのの入力がセットアップの流れ上、不可避なようになってしまってます。入力しないと先に進まない。だからといって、仮の情報を入れてしまうと、引き継ぎ先のひとにとってはいい迷惑。というかインストールし直しという苦労を引き継いでしまいますから、ね。
なんか、ネット配信OS Lion の時代に SnowLeopard でなにをジタバタしてるんだって気もしますが、まあ、なんというか締めくくり的な意味で。学びました。
残すは箱にしまう作業くらいのもんです。腰をいためないように注意しないとね。