とうとう。とうとうです。重い腰をあげ、テレビを購入しました。

DPP_0281

Panasonic 製の Viera VTシリーズ。型番はTH-P46VT3。テレビを買うなんてことは、もう、正直いって15、6年ぶりです。さかのぼること15、6年前、上京したときにはじめてのワンルームに用意したはじめてのマイ・テレビは「COLTINA」っていう良く判らないブランドのもの。安かったんだ、これが売り場でもっとも。画面のサイズは15インチくらい、もちろんブラウン管で球面です。だいたい学習式のリモコンもこいつには通用しないというね。そういう代物です。この学習リモコンに学習させないCOLTINAのテレビもここ1年くらいでそうとうヤレてきてしまい、画面の表示がかなりおぼつかなくなってきたそのころに、世の中は地デジへの完全移行という事態です。まあ、潮時なんだよなと自分に言い聞かせての今回の買い替えです。

買い替えに際して選択した TH-P46VT3 という製品は(今日日こんな説明はまず不要ですが)フラットで薄型なディスプレイ。地デジチューナー、BS/CSチューナーを内蔵。背面のUSBへ外付けHDDを繋ぐとテレビ単体で録画と予約録画が可能で、他の機器を接続するためのHDMI端子は3口備えられています。それに加えてEthernetケーブルを刺すソケットも装備。ネットへつながります。あとモニタの仕様は液晶やLED液晶ではなくプラズマ。

なんでプラズマなのか。なんか映画とかがいい感じなんでしょってのもありましたけど、市場に選択肢が多過ぎて目が回るから品数の少ないプラズマに限ってみたというのもまた真実であります。プラズマにしぼると日立製のWooか、パナソニック製のビエラかしかない。(いや、ほんとはパイオニアとかあるようなないような…気がしますが)ともあれ2ラインナップならばテレビ素人にも非常に選びやすいです。買い物って、けっこうそんなもんですよね。それでもって、最終的な決定打はテレビの縁のところの美観、ですからね。もう画面とか色合いとか関係ない始末。

ともかく、これでようやく我が家に平べったくてBSとか地上デジタルとかを観ることができるテレビがやってきたのであります。めでたし。

しかしこれ。使い始めてから感じ始める不満、製品個別というよりもテレビ製品全般についての不満があります。
まず、いまさら無線LANに対して基本非対応であったり。あるいはBluetooth製品に対して非対応であったり。あるいはwebブラウザー非搭載であったり。一体全体何故なんだろうか。テレビ端末がそれらを実装すると、巡り巡ってどこかの誰かが迷惑を被るというようななにかしらアダルトな事情がありつつ、申し合わせした結果なんだろうか?など。不思議です。なのに、なぜか YouTube についてはデフォルト機能として装備されていてネットに繋いでさえいれば閲覧できたりします。んー。

テレビを作るヒトは、インターネットなんかはやらないのだろうか?

ときに。テレビを設置するときには、0.7M程度の比較的短めなHDMIケーブルがあるとなにかと重宝します。


SONY イーサネット対応HIGH SPEED HDMIケーブル 0.7m(ハイグレードモデル) DLC-HE7HF