Mac用テキストエディター、Ommwriter for Macです。

上のキャプチャをご覧の通り、Ommwriter for Mac は通常のテキストエディターと違いがあります。Ommwriter for Mac では通常のテキストエディタが備えているテキスト入力・編集・保存機能のほかに、通常は必須と言えない機能が装備されています。

一般的にテキストエディターに必須とは言えないけれど Ommwriter for Mac には実装されている機能は、バックグラウンドイメージ、バックグラウンドミュージック、それからタイピングのサウンドエフェクト。これら機能をぐるっとまとめてムード機能、とでもしておきましょうか。

上に名をあてがったムード機能は、綴り手であるこちらの想像以上に強力な影響力を持っていて、こちら側の気分へ大分大きく影響を及ぼすように感じられます。

モニター全画面を真っ白に占拠して、アンビエントぽい不思議なBGMの中、やや強めのタイプ音がパチパチと響くと、気の持ちようが大分落ち着いたトーンになります。なんでしょう例えて言うと「誰がローラを殺したか」のツインピークスの世界に迷い込んだような。そうでもないような。
この心持ちの落ち着きの結果として、普段とは少し違った言い回しを選んだり、文章の構成が変化したり、そもそもの書く内容が違ってきたりします。ムード的に。

言うなれば。過去の文豪たちがあちこちの旅館を転々と書いたとかかかないとかいう風情で、自分の Mac 上の環境を転々と変えてみると、多少書くものにブレが出て、味わいが生まれるんじゃないかな、なんて期待も芽生えるところ。

ただし万事良いところだけじゃなく、足りない機能もあります。
現状では、Ommwriter で書いた文書はローカルに保存する格好しか選択できません。願わくばこれが、Evernoteや、dropboxや、google docsへ保存できるようになると実用性は飛躍的に上がると思います。また、一時的に作成・編集している文書を、例えばメーラーへ引き渡すなど、アプリケーション間で連携できるようになると更に良いですね。

入手はMac app store から。


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