http://mozilla.jp/firefox/9.0/whatsnew/

Firefox 9.0 ベータ版がダウンロード可能になっています。
前バージョン Firefox7、現バージョン Firefox8 との差異は色々あれど、なにはともあれ OSX Lion のトラックパッドのジェスチャーへ標準で対応しています。

ブラウザ画面内でトラックパッドを左へ右へ 2 本指スワイプのジェスチャーが、ブラウザ内に表示のページの進む/戻る機能となっています。Safari では最初からできていた機能です。

まずは、Firefox 9.0 beta のリリースノートを下に転載。

このベータ版での変更点

この Firefox 最新ベータ版では、以下の変更が行われています。

型推論を追加し、JavaScript のパフォーマンスを劇的に向上させました。
Mac OS X Lion でのテーマ統合を改善しました。
Mac OS X Lion で 2 本指スワイプナビゲーションを追加しました。
JavaScript を通じた Do Not Track 設定の確認 が可能になりました。
CSS font-stretch プロパティ に対応しました。
CSS text-overflow プロパティ の対応を改善しました。
HTML5、MathML、CSS などの標準対応を改善しました。
いくつかの安定性に関わる問題を修正しました。

http://mozilla.jp/firefox/9.0/releasenotes/

トラックパッド以降、Safariユーザー、Chromeユーザーにとっては極当然のスワイプによるページ移動機能ですけど、不思議とこの間 Firefox は非対応だったんですよね。これでFirefox に対してイライラを募らせているLionユーザーは相当多いんじゃないかな。あるいは堪らず「MagicPrefs」や「Multiclutch」に走った人も多いことでしょう。実はボクも Multiclutch を試してみたのですが、（設定がなっていないのか）４本指スワイプでの進む/戻るになってしまい、これがいまひとつしっくり来ず諦めていたところでした。その矢先ですから、正式版ではないリスクを承知しつつ、Firefox 9.0 での本機能の実装は高く評価したい。よーやった。

とはいえ、公開されている Firefox 9.0 はβ版ですから信頼性安定性の面で難があるかもしれません。その辺りは、自己責任で。

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