iCloud.com のはなし。
いくらノートPCを利用しているといえ、総てのデータをローカルのHDDに保存しきっていていいかというとそうでもなく。データはどこででも使えた方が良いし、データは必要に御応じて直ちに誰かと共有できた方が良い。場合が多い。具体的には異動先の別のPCでデータが開けた方が有利な場合がある。あるいは同じプロジェクトの他のメンバーへデータを共有したりする急な必要が生まれる場合もある…なんてことはもはや計算に入れとけよというほど当たり前のご時世なので、クラウドのサービスを利用することになるわけです。

で、各種のドキュメントデータの保存や共有については、ボクのマインドシェアではdropbox が独壇場だったわけですが、最近は iCloud.com を使うと便利なシーンも増えてきました。それはひとえに、iCloud.com が iOS から使いやすい状況にここ最近あるということがあるわけですが、もうひとつには Mac の iWorks 系アプリ、Numbers、Pages、Keynote との親和性が高そうであるという思い込みから。

実際、WebブラウザからiCloud.com へアクセスすると「iwork」なるボタンがデンッと居並んでいます。このボタンを押した先へ画面遷移すると、そこではローカルにあるデータをドラッグ&ドロップで格納できるようになってます。iCloud へのデータのアップロード手続きはこのうえなく簡単。
のみならず、Windows の 表計算ソフトエクセルのxlsデータなんかも iCloud.com はすんなりと受け入れてくれます。もちろん受け入れてくれるだけではなく、同xlsファイルを Mac の Numbers で開くことも可能です。(まあこの方向の流れは、ちゃんと互換が確保されてますから、当然なんでしょうけども)

ただ、じゃあ iCloud.com メインでいけばいいじゃないのとサラリ一本化できるかとなかなかそこには至らない。何故至らないか。その原因が iWork.com の存在。
別途存在している iWorks.com Beta も、これはこれで iCloud.com 同様にクラウドサービスで、iWork 系のアプリで作ったデータをアップロードして保管が可能なサービス。さらには NumbersやKeynote 等のアプリ内のメニュー「共有」から保存する格納先は iWork.com なんです。ええ。そこは以外と iCloud.com 内の iWork ではなく、iWork.com Betaの方。なーんかまごついちゃいます。クラウドサービスがダブついていて、どっちを使えばいいのか判らない。まかりまちがって両方使っちゃうと、「あのデータはどっちの方に保存したんだっけ…」てなる自信アリです。

で、なんやかんやいろいろあって結局のところ iwork.com を使うか、iCloud.com を使うか結論が必要なわけですが、ボクの場合はややこしいからDropboxメインでいこうかとおもいます。


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