2010年から使用してきている 外部ストレージ Drobo がめずらしくトラブル起こしてました。その症状は、iMac が Drobo の接続を認識しないというもの。どうやら併発している症状として iMac 起動時に bluetooth のトラックパッドの認識が上手くいっていないというのもあったりして。

iMac が Drobo を認識しないその原因らしきものはなんだろうかと思い返すと、大きくは2つほど思い当たる節がありました。そのひとつはちょっと前にブレーカーを落としてしまった件。もうひとつは昨日あたりから取り組みはじめた 写真管理アプリ Aperture3 のライブラリ構築。
このほかにも気づいていない要因が存在していると考えるべきでしょうから、上記の2件だけを原因として追跡しても仕方が無い。と判断し、その辺は一旦置いとこう。それでもって、iMac に Drobo が認識されなくなった状況をどうやってクリアするか、どういう手順で認識できるところまで持ち込むかに集中。

そもそもトラブルに気がついたとき iMac の再起動は直ぐに試しました。ですが、これは無効だったらしく反応無し。弱ったなあと思いつつ、一旦手を止めて、他にできそうなことの思案を開始。しかしながら Drobo のトラブルシューティングのことを殆ど知らない。まあ、この間順風満帆に運用してきたDroboですから、トラブルシューティングを調べたり実践したりしてこなかったわけです。手をこまねいているのもアレなのでとりあえず我流で思いつくことをやるとしたなら、次の三つかななどと整理をしまして、トライ。

  • Drobo 本体の再起動。
  • 接続をFWからUSBへ変更。
  • Aperture のアンインストール。

上から順に潰してゆくようにしてとりかかったところ、幸いにして一つ目で無事に復旧しました(上の図のとおり)。あー、助かった。ちなみに具体的に、ボクがとった Drobo の再起動の手順は、次の通り。

  1. まずPC(Mac)をシャットダウン
  2. 次にDroboが休眠状態になるのを待つ
  3. そしてDrobo電源をOFF(電源から抜く)
  4. そしてDrobo電源を入れる
  5. 最後にPC(Mac)を起動
  6. PC からDrobo接続の様子を見る

今回の場合、2番目のところでDrobo がスリープする様子が見られなかったので強制的に3を実行してみました。結果的には上手くいきましたが、何かしらリスクあるはずなので薦めはしません。

結局原因は不明のままではありますが、 iMac 側で Drobo が認識されるようになったのでこれで一応決着とします。
余談になりますが、しかしこれ。Drobo は各種ファイルのバックアップや、写真データのご本尊として振る舞わせている手前、ひとたびトラブルが起った際の緊迫感は半端じゃないです。死ぬワケじゃあないとはいえ、マスターデータの喪失とは考えただけで恐ろしい。


Drobo drobo FS(5Bay/LAN) KMX-DRO-FS