年末年始に BS か CS で放送してた「メジャー」を何の前知識もなく視聴したら、地味に面白くてハマった。観たのはたぶん、リトルリーグ編をちょっとと、それからマイナーリーグ編、ワールドカップ編を通しで。
「メジャー」は野球と少年の成長を描いたコミック作品で、アニメ化もされてる作品。らしい。少年サンデーの連載だったみたい。どうやら連載は終わっていて、コミックスでは 78 巻で完結したみたい。野球のこともさることながら、少年野球からメジャーリーグまでの本田少年の挑戦と成長のドラマが良さそう。
放送に遭遇できたアニメ回では、メジャーへ挑戦してマイナーで奮闘する吾郎青年のクダリを通しで観ることができたんだけど、メジャー挑戦と小さな挫折とジョー・ギブソン・ジュニアとの出会い、敗北。からのジョー・ギブソンとの死闘などなど、色々と熱いエピソードが多くて良かった。
ただ、スポーツ×青春には欠かせない恋愛要素のパートに限ってはその取り組みの甘さが目立って、なんだかなあ、というところはある。好きな人には申し訳ないんだけど、タッチで言う所の浅倉南的なご都合感、NARUTOで言う所のさくら的な邪魔立て感にも通じる清水薫の存在の耐えられない軽さ感はどうだったんだろうね、とかもあるはある。だけど体育の人の世界観における恋愛っていうのはつまりああいう有様のことなんだなって風に理解することにしたから、もういいや。その辺のドラマもちゃんとグリップしてたのはバガボンドだなとかおもう。この場合スポーツ関係ないけど。というかメジャーと関係なくなっちゃってるけど。
どのシーズンだったかは忘れたけど主題歌が木村カエラとスチャダラパー「Hey! Hey! Alright」なのも、期せずして良かった。