こないだのエントリ「iPhone4 × iOS5.1 で充電・給電が不可のトラブル」の件で。はじめて、アップルストア銀座のジーニアスバーへ行ってきました。
前のエントリに書いたとおりなんですが、iPhone4 の電源に不備を生じたのが、3/11の夜。正規の対処の仕方もよくわからなかったのでまずはソフトバンクへ赴いてみるも、修理等対応をしてないことが判明。ソフトバンクショップで出来る対応と言えば、機種変更くらいのものだそうで。ソフトバンクショップ店員から案内されたとおりアップルストア銀座へ足を運びました。ところが、行ったら行ったで、ジーニアスバーは激混みであり2時間ほど待てば飛び込みで入れるかもしれないといった状況を聞かされまして、困惑。今一歩アップルストア銀座のスタッフに根掘り葉掘りしてみたらジーニアスバーは予約制であり、予約はオンラインから手続きが可能であることを丁寧に教えてくれたので、その手で行くかと決めたのが 3/12、昼過ぎ。3/12のその昼に、喫茶店へ飛び込んで、最短で枠の残っていた3/13日の午前11時を予約し、再びアップルストアを訪れたのが3/13日10時45分頃。
実は、今週金曜日には関東圏の出張が 2 件入ってて、どちらもがプレゼンというなかなかのノマドぶり。なので、iPhone が使えないままその日を迎えるのは切実に避けたい。従って、訪れたジーニアス・バーの、バーというからバーカウンターの、その場で直ちに対応策が為され使える状態を確保しなくちゃならない。いつかとかそのうちにではなく、直ちに。いっそのこと電源じゃなくてソフト周辺の問題であったらなば、真っ赤なバッテリー残量10%表示をこのまま受け入れて使い続けても構わないとすら思うほどに、直ちにの部分が重要。だが、そうもいかんだろうなとか考えつつアップルストア銀座の全階停止のガラス張りエレベータで4階へ。
4階はフロア丸ごと、修理等の対応のためのスペースに割り当てられていて、カウンターの方とそうでない平台の方とには、ボクと同じように愛用品に何かしら問題を抱えたカスタマーか、そうでなくちゃ何か小さなセミナーの受講者たちで結構賑わっていた。30名くらいは居たんじゃないかとおもう。青のポロシャツを着たスタッフ達は15名ほどはいたと思う。
ふんふん、ここがジーニアスバーか。
なんて思いつつ、周りの様子を眺めてた。ボクの斜め前にはiPad のガラスを割ってしまった人。ボクの左隣にはなぜか自宅でだけ何かが使えない、いわゆるクレーマーぽい人。で、左斜め前には後から来た、ぱっと見85以上のシャレたじいさん。iPad が壊れたらしい。iPad をシリコンケースから外すときにバサバサいう音が鳴ってたから気になってみたら、iPad 本体とシリコンケースとの間に、契約書めいた紙が挟まっていた。忘れちゃうんだろうね、何かを。でも、家の玄関の鍵を、玄関の扉の上の段差に隠すのと同レベルで不用心だな。
とかなんとか。
ボクの方にもすぐにスタッフがついてくれて、症状を聞くや否や「15分ほど…」と時間を告げて、どこかへ行く。3分くらいで戻ってきて、バッテリー交換か本体交換かを提案。保証が切れてるため、iPhone4 の本体交換は一式14,000円弱。バッテリー交換だけなら 7,000円弱で可能。ただしバッテリーのみ交換の場合には治るかどうかの確証がない、そういう条件を告げられ、1,2分思案。治らなくちゃ意味が無いから本体交換で意思決定を告げるとまた「15分ほど」と言い残しでどこかへ。でも結局また3分後に新品の iPhone4 を手にして戻ってきて、諸々の手続きを目の前で完了してくれました。
これが初 Genius Bar。アップルストアは全般的にそうだけど、他のフロアでの対応と同等かそれ以上にスタッフがシャキシャキ対応してくれるし、細かいところまで気を使ってくれるし、おしゃべりも上手だし、なにかと心地がよいです。それと自分と同じようにして何かしらのトラブルでこの場を訪れているユーザーの人たちを眺めているのは、なにかヒューマニティが垣間見えるようで楽しい。
ほとんど話題に上ることが無いのが不思議なほど、割に良く出来たカスタマーサポートセンターだとおもいます。